上阪 徹「600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス」

     

評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★



購入: 2009/ 7/ 8
読了: 2009/ 7/15

404 Blog Not Found:モノヅクリスト必読! - 書評 - 600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

>ものづくりに関わる全ての人は、本書に目を通しておくべき。


クックパッドというサービスを男性エンジニアはどのように解釈すれば良いか - Future Insight

>クックパッドが採用しているアプローチはこのシンプリシティ的概念を問題解決方法に導入する一つの答えなのかと思いました。



関連:
料理コミュニティサイトCOOKPADで起こった問題の記録
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0512180.html#1

COOKPAD で材料を入れてレシピを検索
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wt-c_0404170.html#1

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理由を求めよ

記事ページ 発行: 2010年05月01日

理由なく事をするな。理由を求めよ。理由を言えないのなら、それは『空気』に操られているのではないか。

猪瀬 直樹 : 空気と戦争 (文春新書, 2007) pp.158-159.

>評論家山本七平『「空気」の研究』(文春文庫)の一節を思い出した。

 山本は戦艦大和をめぐる軍人の無責任な意思決定の本質を「空気」と捉え、こう論じている。

 「『空気』とはまことに大きな絶対権をもった妖怪である。一種の『超能力』かも知れない。何しろ、専門家ぞろいの海軍の首脳に、『作戦として形をなさない』ことが『明白な事実』であることを、強行させ、後になると、その最高責任者が、なぜそれを行ったかを一言も説明できないような状態に落とし込んでしまうのだから、スプーンが曲がるの比ではない。こうなると、統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段や論理的論証も、一切は無駄であって、そういうものをいかに精緻に組み立てておいても、いざというときは、それら一切消しとんで、すべてが『空気』に決定されることになるかも知れぬ。」

※太字はブログ書き手による。

上阪 徹 : 600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書, 2009) p.166.

>「... どうして引っ越しパーティをやるのか、と聞いたら、社員の誰も答えられないんですよ。お客さまを招いて、料理をふるまって、というのは決まっていた。でも、目的がないわけです。危ないんですね。ぼやぼやっとしていると、すぐに手段と目的が入れ替わってしまう」
 お披露目パーティだった。だが何のためのお披露目なのか、を佐野は社員に厳しく問うたのだ。


関連:
質問による失敗防止

物が欲しければ

逆説的関連:
因果関係のヒューリスティクスの例

 

クックパッドに学ぶ、議論をするには覚悟がいる

記事ページ 発行: 2009年07月29日

上阪 徹 : 600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書, 2009) pp.28-29.

>[クックパッド社の]社長の佐野はこう語ったのである。
「... 大事なことは、おいしく作れることです。自分が嫌なら使わなければいいし、いいと思えば使えばいい。どういうわけだが、みんな必ずいいか悪いか、という結論を出したがるんですね。そして、どちらかの意見が出ると、反論したくなる。でも、そんなことは、おいしい料理とは全然関係がないと思いませんか。大事なことは、多様な価値観がちゃんと共存できること。それぞれの人が、それぞれおいしい、と思えることです」


考えたこと


議論をするには、覚悟がいる。軽はずみに議論するべきではない。

他者を気づかう必要があることを忘れてはならないし、そのための労力が要ることを忘れてはならない。

無駄な論争を避ける活動も有益である。

 

解答を導き出す過程 --- 解答を導き出す過程を改良する

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世に出された技術は、人に新たな視点を、人を導く者にカードを与える

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