鎌池 和馬「とある魔術の禁書目録 7」

     

評価・状態: 暇つぶしになる良質な本★☆☆



購入: 2009/ 4/28
読了: 2009/ 5/ 2

アニメ第2期は、この巻の内容から始まる。

「信じる」豊乳シスター: オルソラ=アクィナス (11巻にフードをとった姿がみられるそうだ 11巻はフードをとった後頭部のみ(11巻 p.81)。顔+髪型を見たいならば、16巻 p.146。

仕事は超一流。でも、精神的に弱い: アニェーゼ=サンクティス

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この本からの引用、または非常に関連する記事

全 3 件

国民文学は魔道書である

記事ページ 発行: 2009年11月28日

「ゲキ・ガンガー」を書け――国民文学による優れた考え方の共有

>出版物としての質をもっていれば、それは時々に再版され、「自己増殖」さえする。

優れた作品は、以下を奮い立たせ、行動させる。
  • 作品を「見つかるようにする」「読めるようにする」、優れた解説者・出版者・司書 (および図書館システム) 。
  • 作品を読んで自分なりに解釈し、新たな視点を付け足し、不要ものを除いて、新たな作品を創る次世代の表現者。

発想の元:
Blog 一番星 J. D. サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」におけるコメント。

鎌池 和馬 : とある魔術の禁書目録 7 (電撃文庫, 2008) p.165.

>「はい。魔道書とは、つまり設計図でございます。雷を扱う魔道書とは、同時に雷を出す発生装置になってしまうという事でございますよ。原典クラスともなれば人の魔力などなくとも、地脈や竜脈などからわずかに漂う力を増幅して、半永久的に活動を続ける自己防衛魔法陣を形成してしまうのでございます」



 

集団の移動中の弱さ

記事ページ 発行: 2009年12月19日

鎌池 和馬 : とある魔術の禁書目録 7 (電撃文庫, 2008) p.228.

>大人数の最も弱い所は何と言っても移動中でな、百人単位の人間が大移動すりゃ絶対にほころびが生まれんのよ。


ロジスティクスの限界により、集団を分断せざるをえない。集団を分断すると、

● 各個分断勢力の戦闘力は弱い。

● 移動する各個分断勢力から情報を集め、行動を指示する(あるいは情報を分配する) 通信・情報整理システム(C4I)が貧弱である場合:

行動予定と行動秩序という制約と、各個分断勢力による予定外行動への対処を両立させる解が、各個分断勢力によって様々である。よって、全体が混乱し、しかも混乱を収拾する手段がない。

関連:
複数のタクシーで移動するときの問題点
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-2828.html

 

成果と堅牢性

記事ページ 発行: 2010年11月06日

成果と堅牢性(←→杜撰さ)。

鎌池 和馬 : とある魔術の禁書目録 7 (電撃文庫, 2008) p.214.

>「杜撰だね。詠唱も長くて暗号化もおざなりだし。内側の術式を安定させるのに精一杯で外側に対して気が回ってないから、簡単に制御に回り込まれるんだよ」



 

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