最終内容更新03/ 5/10 最終編集校正03/ -/--

Googleキャッシュについて

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概要

  Googleキャッシュは、Googleにより提供される、Googleが情報を収集した時点のWebページを見ることができるサービスです。

 Googleは、ご存知のとおり、ロボット型検索エンジンです。ロボットプログラムGooglebotが、リンクをたどって、インターネットを飛び回り、Webページを収集します(クロールといいます)。

Google以前のロボット型検索エンジンでは、収集した情報を、少なくとも一般使用者は検索目的でしか使用できなかったのですが、Googleでは、その収集したデータそのものを公開しています。それがGoogleキャッシュです。

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何に役立つ?

 Googleキャッシュが何に役立つか、ということですが、既に消失してしまったページや一ヶ月半から二ヶ月半前*ぐらいのWebページの内容を見たい場合に役立ちます。もっとも、Googleによれば、

>該当のページのサーバーがダウンした場合でも、ページの内容が見られる ソース
ことを少なくとも表向きの目的としているようですが。

* 経験から、Googleのクロールの周期は、一般のWebページで約一ヶ月ぐらいだと考えます。なお、有名なサイトはその周期は短いなど、周期が定まっていないのも確かです。クロールされてから、それが検索結果に反映されるようになるまでも時間がかかります(これも一部のサイトは瞬時に検索結果に反映されます)。

 その目的は必ず達成されるとはかぎりません。しかし、目的が達成される可能性を提供してくれている有用なサービスです。

 以上は、ウェブアーカイブの視点からのものですが、Googleは検索エンジンであり、普通、利用者は検索キーワードを入力しますが、表示した(Googleキャッシュの)Webページにおける検索キーワードの位置を蛍光ペンのように背景を色づけて目立たせる"ハイライト機能"というものがあり、これも便利です。

 また、Googleキャッシュは、Googleのサーバーから提供されるので、一般サーバーが低速である場合、一般サーバーから提供される最新のページより早く表示されるというメリットもあります。

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