水道管破損事件
昭和33年3月8日未明
1953年(昭和28年)町村合併促進法が施行され、翌年7月に高砂町、荒井村、伊保村、曽根町の4カ町村が合併して高砂市が誕生しました。
当時の水道給水計画はこの4カ町村と大塩町で、その後、米田町、阿弥陀村、北浜村が給水区域に加わりました。
しかし、1958年(昭和33年)大塩町が高砂市との合併に反し、姫路市と合併することを議決したため、当時の高砂市長は大塩町への水道送水停止を決め、水道職員による水道管の破壊という違法手段をとり、刑事事件に発展しました。水道損壊罪として市長ほか実行した水道職員は全員有罪となった先例がない事例で、最終判終判決まで実に17年を要しました。
公開開始: 2019/ 2/10