大雪の次の日、新幹線 東京駅 にて、受験帰りの女子高生を見る:
「合格!」の 飾り 鞄に 制服の 少女が昇る 「のぞみ」のホーム
大雪の 学都(みやこ)に少女 戦えり その先「のぞみ」は 定時に駆ける
2014年 2月に2度起きた大雪。その2度目の翌日の、夜の東京駅で詠んだ歌です。前夜の降雪では雪にまみれ、朝になると積雪につけられた足跡に融けた水がたまり足元の濡れに見舞われました。
そのような悪条件の中 戦った彼女を家に送る新幹線の様子は、なんの飾り気もなく、彼女を祝福していました。
公開開始: 2016/ 8/19