燃料電池ワールド Vol.1478 (2013/09/09 08:40)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1478
■□□□□□□□□□
■2013年09月09日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■09月06〜08日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────
2013/09/06 6日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【鉄鋼新聞】
◆快削電磁ステンレス共同開発 東北特殊鋼と東北大学 燃料電池用(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130906-00000001-jijnb_he-nb

2013/09/06 次世代自動車の最新動向学ぶセミナー 企業関係者14人が参加・山形(山形新聞)

 次世代自動車の最新動向や機能・構造について学ぶセミナーが5日、山形市の県高度技術研究開発センターで開かれ、参加者がハイブリッド車(HV)の構成部品の機能や求められる品質について理解を深めた。

 技術開発や機能試験などを手掛けるトヨタ自動車系のサンコーテクノネット(愛知県)の飛田宏技監らが講師を務めた。“教材”は、同センター内の自動車部品ライブラリー・アクセルに展示されている「プリウス」の構成部品。飛田技監らが展示品を手にし、エンジン構造などについて解説。参加者は各パーツの役割や機能について熱心に質問していた。またHVの基本システムのほか、電気自動車や燃料電池車など、次世代自動車の開発動向についても説明を受けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130906-00000098-yamagata-l06

2013/09/06 【イノベーション・ジャパン13】浜松の部品メーカー、排ガス発電システムを開発(レスポンス)

 浜松市の自動車部品メーカー、アツミテックは「イノベーション・ジャパン2013」に発電システムを展示した。二輪車の排ガスを有効利用するもので、産業技術総合研究所の研究成果を活用して開発した。

 具体的には、固体酸化物型燃料電池とセラミック熱電変換材料を組み合わせ、排ガス中の未利用燃料を利用して燃料電池発電を行うとともに、排熱エネルギーによる熱電発電を行う。
「捨てていたガスや熱を少しでも回収してエネルギーに変えていこうというわけです」と同社関係者は話す。排気量400ccの二輪車のエンジン排気口に同システムを設置したところ、排ガスエネルギーの2.5%を回収。ライトや制御部品などの電源となる400Wの発電ができたという。

 ただ、実用化するには、耐久性を高め、コストを下げていく必要があるとのことで、これからさらに改良を続けていく予定だ。「3?4年後にはなんとか売り出して、稼げるようにしていきたい」と同社関係者。

 このシステムは二輪車や自動車だけでなく、工場などでの排ガスにも活用できるため、同社では大きな期待を寄せているそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130906-00000036-rps-bus_all
※写真あり

2013/09/06 東北特殊鋼、東北大学と燃料電池用の快削高耐食性電磁ステンレス鋼を開発(レスポンス)

 東北特殊鋼と東北大学は、固体高分子形燃料電池(PEFC)を作動させるために重要な、純水の流れを制御する電磁弁鉄心用、快削高耐食性電磁ステンレス鋼を共同開発したと発表した。

 東北特殊鋼は2001年に、東北大学、産業技術総合研究所東北センター、大同特殊鋼と共同で鉛フリー快削鋼の開発を目的に、チタン炭硫化物(TiCS)分散型快削鋼を開発した。この際、元々鉛含有鋼ではないK-M38についてもTiCS分散型のK-M38CSを試作した。

 その後の約10年間にK-M38の固体高分子形燃料電池部品用材料としての普及が進んだが、切削コストを下げたいとのメーカーの要望が強くなってきた。

 このため、東北大学とともに、固体高分子形燃料電池を模擬した水環境(超純水)で、K-M38CSの耐食性と成分元素の溶出挙動について評価した結果、K-M38CSはチタン炭硫化物が分散していても、K-M38と同等の耐食性を持ち、代替鋼として使用可能であることが確認されたとしている。

 従来、快削材料がなかった高耐食性電磁ステンレス鋼製水用電磁弁部品の加工コストが低減され、燃料電池の普及促進に貢献するとしている。

 同社では、試作材を電磁弁メーカーのサンプル出荷しながら、順次量産へ移行する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130906-00000069-rps-ind

2013/09/08 未来を現実にするメイカーズのパワー(@DIME)
SF映画で目にしていた夢のような未来が様々な技術の進化とメイカーズの情熱によって、いよいよ手の届くところまで近づいてきた。
<Nectar>
◎携帯機器を2週間分充電できるポータブルUSB燃料電池

 スマートフォンの普及とともに携帯バッテリーの需要が高まり、様々なタイプが登場している。昨年、話題になった水や唾液を入れると発電する水電池に引き続き、今年の『CES』ではガスライターやカセットコンロで使われるのと同じブタン(LPG)が入ったカートリッジを交換して使うポータブル燃料電池『Nectar』が発表された。燃料電池バッテリーは約300ドル。1本当たりで約2週間利用できる交換用のカートリッジは約10ドルで発売される予定。本体とは別にカートリッジの部分を交換して使う。ただし再充填できない。非常時や移動中に使うことを想定して開発されている。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130908-00010001-biz_dime-nb

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<定置用電源>
●エルコレ社、テューガ・グループと提携 (2013年05月14日)

 ドイツの燃料電池メーカー、エルコレ社(Elcore)は、テューガ・グループ(Th〓ga-Group)とパートナーシップを結んだ。テューガ・グループは、ドイツの地方自治体の電気と水の提供者ネットワークである。両社は、まず始めに国内に7基の燃料電池システム「エルコレ(Elcore)2400」を設置する。
http://www.elcore.com/aktuelles/aktuelles-detailansicht/article/elcore-partnerschaft-mit-der-thuega.html〔参考〕テューガ・グループ(Th〓ga-Group)については、Vol.1435  2013年07月08日発行の海外ニュースを参照。

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1