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□燃料電池ワールド Vol.1471
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■2013年08月30日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■08月29日のWEB LINK NEWS
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2013/08/29 電気自動車は普及しないのか/苦戦の要因と未来への展望(THE PAGE)
期待のエコカーとして2009年に電気自動車(EV)が日本で初めて量産発売されて4年。エコカー市場では、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッドカー(PHV)、第3のエコカーと激しい競争を繰り広げ、燃料電池自動車(FCV)も市販へ向けて開発が進んでいます。走行中のCO2の排出をゼロにする「ゼロ・エミッション」の切り札として導入された電気自動車ですが、一般的に十分普及しているとはまだ言えないのが現状です。
電気自動車は、これから広く普及していくのか、普及するには何が必要なのか、電気自動車の未来や課題について、三菱UFJリサーチ&コンサルティングで主に企業の成長戦略に携わる齋藤隆弘氏と木下祐輔氏に話を聞きました。
―――苦戦の要因は何でしょうか?
「充電設備など電気自動車のインフラ整備、初期投資が遅れている。また、電気自動車に対する消費者のイメージがついていない状態といえる」
―――普及へのカギや課題は?
「今後、充電ステーションの整備、電気自動車のカーシェア、自治体との連携を進めていく必要がある。電気自動車の課題は「航続距離」と「充電」。電池容量と充電場所の部分で、画期的な技術革新がないと厳しい。10年とか、時間がかかるかもしれない。もしかしたら、現状では1000万円程度と想定される燃料電池自動車のコストダウンの方が、先に来るかもしれないが。電気自動車も、だいたい200万円後半から400万円程度の本体価格がもっと安くなれば、消費者の選択肢に入ってくると思う」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130829-00010003-wordleaf-bus_all
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●カリフォルニア州エネルギー委員会、水素ステーションに2000万ドルを配分 (2013年05月08日)
カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission:CEC)は、環境に優しい自動車と代替燃料の開発と使用を支援するために2013-2014年投資計画最新版を可決した。投資計画最新版では、委員会の「代替・再生可能燃料と自動車技術(Alternative and Renewable Fuels and Vehicle Technology:ARFVT)」プログラムのもとで州の年間投資から約1億ドルの優先投資を決めていて、このプログラムはカリフォルニア州議会下院法118(Assembly Bill 118)によって作られた。
この予算のうち2000万ドルが水素燃料のインフラ整備に割り当てられ、州は17の水素ステーションを作って最大規模の水素燃料電池自動車燃料ネットワークを形成する。加えて、2020年までに100万台のゼロエミッション車両を、そして2050年までに150万台のゼロエミッション車両を州の道路上に走らせる目標を援助するプロジェクトに資金を供給する。
http://www.energy.ca.gov/releases/2013_releases/2013-05-08_investment_plan.html
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