燃料電池ワールド Vol.1467 (2013/08/26 08:31)

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□燃料電池ワールド Vol.1467
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■2013年08月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

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 昨日見つけたのですが、このメルマガの最下段にある解除のURLのうち、まぐまぐのURLをクリックするとアメリカのDomainPower.comというところに接続してしまいました。そこにKAIJO.comという頁があって何やら売買をしているようです。もともとはメルマガの解除をするときに直接、解除の手続きをする頁にアクセスするようにしていたつもりですが、どうしたことかURLが間違っているので、まぐまぐ及びmelma!のトップページにアクセスするように直しました。解除される方はお手数でもトップページから進めて下さるようにお願いいたします。

■08月23〜25日のWEB LINK NEWS
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2013/08/23 米カリフォルニア州の科学者らが目指す夢の燃料、水+太陽光(Bloomberg)

 カリフォルニア工科大学(カルテック)の人工光合成共同センターでは、太陽光と空気中の二酸化炭素からエネルギーと酸素を生成する植物をまねるやり方で、環境保護と地球温暖化抑制につながる取り組みを進めている。太陽エネルギーの研究で知られるカルテックのネート・ルイス教授は、われわれが知っている燃料のイメージを塗り替える燃料を生成することを計画している。

 この取り組みには米エネルギー省が1億2200万ドル(約120億円)を支援し、カルテックのほか、スタンフォード大、カリフォルニア大学のバークリー校、アーバイン校、サンディエゴ校、ローレンス・バークリー国立研究所の科学者120人が参加している。

 ルイス氏によると、革命的な輸送燃料の開発計画は2段階から成る。

 まず、割安な太陽光パネルのような装置を利用し大量の液体水素燃料を製造するシステムを開発することを目指す。化学工場や製油所では、環境に優しい燃料電池自動車の燃料となる液体か気体の水素が必要とされている。

 そして、この研究を植物のように、液体水素燃料と空気中の二酸化炭素を混合できるシステムに応用し、自動車などに利用する液体燃料を製造する。ルイス氏によると、2020年代半ばまでにこの段階に到達することを目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130823-00000057-bloom_st-bus_all

2013/08/23 EV購入意向は前年比2.9ポイントダウン…デロイト・トーマツ調べ(レスポンス)

 デロイト トーマツ コンサルティングは、日本の消費者における電気自動車(EV)を含む次世代車に関する意識調査を実施、その結果を発表した。

 調査は、3月28日から30日の3日間、東京23区、政令指定都市、その他地域に住む20?69歳の男女を対象にインターネットアンケートを実施、2075人から回答を得た。調査結果によると、EVに対する認知度は昨年調査から2.2ポイントダウンの85.0%と、ここ数年、ほぼ横ばいで推移している。

 買換や買い増し、新規購入でEVの購入検討するかという質問では、検討するとの回答は2.9ポイントダウンの15.0%。「価格」「航続距離」「充電インフラ」という3大障壁が依然として立ちはだかっていること、EV商品ラインナップの拡大がさほど進んでいないことが、下降傾向の原因として推測される。

 自動車を買換/新規購入する場合、ハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、クリーンディーゼル、EV、燃料電池車(FCV)のうち、どの次世代車を購入したいと思うかとの問いでは、トップはHV(43%)、2位PHV(22%)、3位クリーンディーゼル(21%)、4位EV(15%)、5位FCV(9%)。HVが他の次世代車に比べ圧倒的に購入検討意向割合が高いという結果になった。

 次世代自動車の認知度では、トップはEV(85%)、2位HV(82%)、3位PHV(45%)、4位クリーンディーゼル(41%)、5位FCV(23%)。EVやHVに比べ、PHV・クリーンディーゼル・FCVの認知度が大きく劣っていることがわかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130823-00000048-rps-ind
※グラフあり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●米エネルギー省、H2USAを発足 (2013年05月13日)

 米国エネルギー省(U.S. Energy of Department:DOE)は、自動車メーカーや政府機関、ガス会社、水素と燃料電池業界で構成する新しい官民パートナーシップ「エッチツーユーエスエイ(H2USA)」を立ち上げた。これは、米国内を水素燃料でドライブできる社会的基盤を拡大するための調査や独自のコスト削減方法について調整する。

 H2USAを通じて官民のパートナーは、燃料電池自動車の早期採用を促進し、組織的な技術・市場分析を実施し、コスト削減と経済規模が確立できるように代替燃料インフラを評価するための同一行動に焦点を合わせる。

 H2USAパートナーシップのメンバーには、アメリカ・ガス協会(American Gas Association)、世界自動車メーカー協会(Association of Global Automakers)、カリフォルニア燃料電池パートナーシップ(California Fuel Cell Partnership)、米電気自動車協会(Electric Drive Transportation Association)、燃料電池・水素エネルギー協議会(Fuel Cell and Hydrogen Energy Association)、現代自動車アメリカ(Hyundai Motor America)、ITMパワー社(ITM Power)、マサチューセッツ水素同盟(Massachusetts Hydrogen Coalition)、メルセデス・ベンツUSA(Mercedes-Benz USA)、日産北米研究開発(Nissan North America Research and Development)、プロトン・オンサイト社(Proton OnSite)、北米トヨタ社(Toyota Motor North America)が参加していて、最近ではホンダ(Honda)も加わった。
http://energy.gov/articles/energy-department-launches-public-private-partnership-deploy-hydrogen-infrastructure

〔訳注〕これは、アメリカが2015年の燃料電池自動車の一般販売に対して、国としてトータルでの取り組みを始めるという宣言だ。この記事には書かれていないが、元記事にはシェールガスも燃料電池と対立的に位置づけるのではなく、「水素の生産と、水素燃料電池を操作するコストも下げる」ので、「インフラ上の難問に対しては専門家を結集していく」と述べている。水素や燃料電池に対して日本よりストレートに立ち向かっていると感じた。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【高度人材育成コース】【再掲】

 若手研究者や学生(院生・学部生等)を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。本コースでは、九州大学の教授陣が研究内容・成果など学術面を主として解説するとともに、水素エネルギー関連企業から各社の取り組みや技術動向について説明していただきます。
◇日 時:8月27日(火)?29日(木)
◇場 所:1、2日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)

   3日目 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市富)
◇対象者:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)

     ※35歳以上の方も申し込めますが、若手の方を優先させていただきます。
◇定 員:40名
◇内 容:プログラム等、詳細については下記のHPをご覧ください。
     ※講師プロフィールを追加しました。
     http://www.f-suiso.jp/info/6762.html
◇参加費:無料
◇申し込みと締切:下記申し込みフォームよりお手続きください。(8月20日(火)締切)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130708100555
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
  TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇共 催:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、九州大学
◇後 援:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
     (財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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