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□燃料電池ワールド Vol.1427
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■2013年06月26日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■06月25日のWEB LINK NEWS
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2013/06/24 25日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日経】◆燃料電池車 値下げ探る 政官民で研究会 1台300万円目標 補助金や税制優遇検討(11)(続)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130625-00000000-jijnb_he-nb
2013/06/25 「日本の燃料電池車の安全基準が国際標準に」で浮かれてよいのか(エコノミックニュース)
「次世代のエコカーの本命」と言われる燃料電池車の安全基準に関して、日本案が世界標準に採用されることが決まった。今後、米国、欧州連合をはじめとした33か国・地域で開発される燃料電池車は安宣基準に関しては、日本の仕様を使わなければならなくなる。
燃料電池車が衝突事故などを起こした場合に、水素が漏れ、酸素と急激に反応することで爆発する恐れがあるということから、安全基準が設けられることになった。水素を燃料電池に供給する配管内の水素濃度を4%以内に抑え、超えた場合には水素の供給を自動的に停止するシステムを設置することなど複数の基準で構成されている。日本案が世界標準となることで、日本が燃料電池車で世界に一歩先んじることができると一部の関係者は喜んでいる。
ところが、燃料電池の専門家はこの“朗報”を冷静に捉えている。一般的に言われている“水素爆発”は自然界ではまず起こらないということがその大きな理由だ。
水素爆発の代表例として挙げられるのがドイツの飛行船ヒンデンブルグ号の事故だが、専門家が見れば、燃えたのは飛行船の気球の布で水素ではないという。であれば、もともと安全な水素の安全基準など、たいしたモノではないのかもしれない。
燃料電池車の普及を阻む最大の理由は水素の供給方法だ。世界一軽くて小さな分子を閉じ込める技術の開発、さらには、ガソリンのように町の至る所で補給できるようなインフラの構築だ。たとえば、水素を供給するスタンドの建設コストは1基5億円以上。大手の石油会社でも100基程度の投資がやっとだ。
「燃料電池車など、簡単に普及しないことが分かっている諸外国が日本の顔を立ててあげただけ」という一部の専門家の見方もある。いずれにしても、究極のエコカー普及の道のりははるかに遠いことだけは間違いない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000039-economic-bus_all
2013/06/25 東工大など、層状コバルト酸化物の高イオン伝導度の原因を解明(マイナビニュース)
東京工業大学(東工大)は6月25日、英国インペリアルカレッジロンドンと共同で、層状コバルト酸化物のプラセオジムバリウムコバルト酸化物「PrBaCo2O5+δが高い酸化物イオン伝導度を持つ仕組みを解明したと発表した。
同成果は、東工大 理工学研究科 八島正知教授、英国インペリアルカレッジロンドン キルナー・ジョン教授らによるもの。詳細は、米国化学会の学術誌「Chemistry of Materials」のオンライン版に掲載された。
エネルギー問題や環境問題の解決に、燃料電池や酸素濃縮器など技術が有望視されているが、その実用化や普及には高効率化が求められているが、それを実現するためには、高イオン伝導度のイオン伝導体や、高イオン伝導度と電子伝導度を有する混合伝導体の開発が必要となっている。
そこで研究グループは今回、この層状コバルト酸化物の結晶構造(原子配列)と核密度の空間分布を中性子回折などを用いて詳細に解析。その結果、プラセオジム近くの頂点酸素と、コバルト-酸素面上の酸素を介して酸化物イオンが移動することを突き止めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000131-mycomj-sci
2013/06/25 再生エネ設備に補助 滋賀県 中小向け、上限100万円(京都新聞)
滋賀県は、中小企業向けの再生可能エネルギー等導入促進事業補助金を創設し、このほど申請受付を始めた。今年3月に策定した県再生可能エネルギー振興戦略プランに基づき、県内での太陽光など再生可能エネルギーの利用を増やすため、1社当たり最高100万円の補助金を計20社分確保した。
対象は、太陽光(発電出力5キロワット以上)、風力(同1キロワット以上)、小水力(同1キロワット以上1千キロワット以下)などの発電施設や太陽熱、地中熱などの熱利用設備。バイオマス燃料製造設備やガスコージェネレーション(熱電併給、発電出力5キロワット以上)、燃料電池のシステムも含む。自家消費用が対象で、売電を主目的とした導入は補助しない。
補助額は、対象経費の三分の一以内で上限100万円。申請受付は11月29日まで。
県は再生可能エネルギー関連の相談体制を強化するため、専門のコーディネーターをこのほど配置した。県地域エネルギー振興室TEL077(528)3721。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000020-kyt-l25
2013/06/25 シュワルツェネッガー氏の大型車は「環境に優しい」? (AFP=時事)【AFP=時事】米俳優でカリフォルニア州前知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(65)が24日、初訪問したベルギー・ブリュッセル(Brussels)の欧州委員会(European Commission)本部で、「人は環境への影響に罪悪感を持つことなく、大型車を自由に運転し、1日中ジャグジーを楽しめるようであるべきだ」と語った。
8年間のカリフォルニア州知事時代も贅沢な嗜好で知られたハリウッドスターのシュワルツェネッガー氏は、欧州連合(EU)の「市長誓約(Covenant of Mayors)」の年次会議で行った演説で、自らも数台所有する軍用車両を民生仕様にした愛車「ハマー(Hummer)」について、「ガソリンを無駄にしないよう」エンジンに変更を加えてあることを明らかにしながら自己弁護した。
シュワルツェネッガー氏は「水素エンジンのもあるし、バイオ燃料エンジンのもある。1台は電気自動車に変更している」と述べた上で、「一番重要なのは人が大きな車や速い車、パワフルな車を運転することに、罪の意識を感じさせるべきではないということ。むしろ、車の技術を変えることで、自分たちが問題解決の一部になれるということを(そうした車を運転する)人々に知ってもらうことが大切なんだ」と語った。
同氏は気候変動対策に取り組む世界の地方自治体リーダーによるNPO「R20」の創設者でもある。
シュワルツェネッガー氏は、キャリアをボディービルダーからスタートさせ、『コナン・ザ・グレート(Conan the Barbarian)』や「ターミネーター(Terminator)」シリーズで一躍有名になった。短い言葉での単純な物言いで知られる同氏だが、環境保護運動については、「もっとヒップで、モダンで、セクシーになって欲しい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000049-jij_afp-ent
2013/06/25 日産、株主総会を開催。「日産パワー88」の達成へ向け業績好調を強調 / 若者向けスポーツカーを、との要望には「ニスモで……」(Impress Watch)
日産自動車は6月25日、定時株主総会を開催した。1379名の株主が出席し、2時間ほどかかった総会では、株主に対する配当、9人の取締役全員の選任、取締役に株価連動インセンティブを支払う役員報酬に関する議決が行われたほか、日産の現状について説明や、株主からの質疑応答が行われた。
質疑応答では、株主から意見や質問があり、製品面では、若者が乗れるスポーツカーや女性スタッフのみが開発したクルマを出してほしいとの要望、水素自動車についての展開についての質問があった。
水素自動車についてもゴーン氏が返答、2つの課題があるとした。1つはコストで、技術的には2015年には導入可能だが、購入してもらえる価格帯にするにはさらに数年がかかるとした。2つ目の課題は燃料の充填インフラの整備で、水素とどこにでもある電気とは違い、電気自動車の充電スタンドのような拡大はできないとの見解を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000055-impress-ind
■海外ニュース
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<定置用電源>
●セラミック・フュエルセルズ社、2015年までにドイツで600基の燃料電池を設置するためにアリアンダー社と基本合意書を締結(2013年03月13日)
セラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells Limited:CFCL)は、オランダの電力事業者アリアンダー社(Alliander AG)と戦略的提携の基本合意書(letter of intent)を結んだ。その最初のステップとして2015年までに、燃料電池システム「ブルーゲン(BlueGEN)」を600基に至るまで、アリアンダー社のドイツの配電網の地域で設置する。アリアンダー社はずっと昔からブルーゲン製品を採用してきた。そして拡大の第2段階で国レベルに移る前からノルトライン・ウェストファーレン州ハインスベルク(Heinsberg)地域に初めから集中するつもりでいる。
http://www.cfcl.com.au/Assets/Files/20130313_Alliander%20LOI_EN_final.pdf
http://www.cfcl.com.au/Recent_announcements/
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【技術者育成コース】【再掲】
水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め,技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日 時:7月16日(火)〜19日(金)
◇場 所:1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)
2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市富)
3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇対象者:・企業の水素関連部門に新規採用配属または他部門から配転された新任技術者
・水素エネルギー技術の基本を見直したい技術者 等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇定 員:20名
◇内 容:プログラム等、詳細については下記のHPをご覧ください。
※講師プロフィールを追加しました。
http://www.f-suiso.jp/info/6434.html
◇参加費:受講料:50,000円/人 名刺交換会(参加自由):3,000円/人
◇申し込みと締切:下記申込みフォームよりお手続きください。(7月9日(火)締切)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130524133155
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後 援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
☆福岡水素エネルギー戦略会議「平成25年度の総会・記念講演会」開催【再掲】
今年の記念講演会では、水素エネルギー社会の実現に向けて最先端の取り組みを推進している九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS) 杉村丈一センター長からHYDROGENIUSの概要や、産業界との連携強化に関するビジョンについてご講演いただく予定です。また、燃料電池フォークリフトの実用化に向けて最先端の取り組みを推進している豊田自動織機から、北九州にて実施している実証事業の最新動向や開発動向、市場化に向けた展望についてご講演いただく予定です。
◇日 時:7月24日(水)14:00〜18:00
◇場 所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60)
◇日 程:
14:00〜15:00 『福岡水素エネルギー戦略会議総会』
15:10〜16:40 『記念講演会』
講演1「水素エネルギー関連産業の拡大に向けたHYDROGENIUSの取り組み」
杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センターセンター長)
講演2「燃料電池フォークリフトの開発動向と北九州における実証実験の取り組み」
関森俊幸氏(株式会社豊田自動織機技監)
16:45〜18:00 『交流会』 会費:5,000円/人
※なお、当日は13時からロビーにて、九州大学や県内企業等のパネル展示・製品展示を
行っております。ご興味のある方はお早めにお越しください。
★プログラム詳細はこちら★
http://www.f-suiso.jp/info/6287.html
◇申し込みと締切:下記申込みフォームよりお手続きください。(7月19日(金)締切)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130408155754
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:黒水)
TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
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