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□燃料電池ワールド Vol.1375
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■2013年04月10日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■04月09日のWEB LINK NEWS
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2013/04/09 9日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日経】
◆カリブでメタノール生産 天然ガス利用 830億円投資 三菱ガス化学と三菱商事▽燃料電池車向けに期待 低コスト、原料も豊富(11)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130409-00000000-jijnb_he-nb
2013/04/09 次世代自動車普及へ提言 規制改革会議 法改正で規制緩和(産経新聞)
政府の規制改革会議の作業部会は8日、次世代自動車普及のため、ガソリンスタンド内に天然ガスの供給設備を併設できるようにするなどの規制緩和を提案した。現在は法規制で同じ敷地内には設置できないが、燃料電池車の普及促進には法改正が欠かせないと判断した。
海外事例と比較して、規制が企業活動の妨げとなっていないか検証する「国際先端テスト」に盛り込む方針だ。
天然ガスは、トラックなどの天然ガス車だけでなく、燃料電池車の燃料の水素に変化させて供給できることで注目されている。
現在は、ガソリンスタンドとは別の敷地に天然ガス供給設備を設置しなければならず、事業者の負担が大きく、天然ガス供給設備の普及の障害になっている。
5月中にとりまとめる報告書に盛り込む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000110-san-bus_all
2013/04/09 積水ハウス、ゼロエネルギー住宅「グリーンファーストゼロ」発売(SUUMOジャーナル)
積水ハウス株式会社は、政府が2020年までに普及を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を先取りしたゼロエネルギー住宅「グリーンファーストゼロ」を4月8日(月)に発売した。高い断熱性と最新の省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減し、太陽電池や燃料電池の創エネで「エネルギー収支ゼロ」を目指す。
高断熱化により大開口で自然と心地よくつながる「スローリビング」で、一年中ゆったり快適に過ごせる空間も提案。さらに災害時も安心な暮らしが継続できる蓄電池を加えたタイプもラインナップしている。また、家庭内のエネルギーの「見える化」に加え、太陽電池・燃料電池の発電量や蓄電池運転状況などの「見守り」機能を備えたHEMS(Home Energy Management System)を標準搭載し、オンラインで積水ハウスが運転状況をチェックして診断するため安心だ。
積水ハウスは、新築戸建住宅における「グリーンファースト ゼロ」の割合を2013年度は40%、2014年度には60%とすることを目指して普及を図り、「SLOW & SMART」な暮らしと、より安心で環境負荷の少ない社会づくりに寄与していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00041508-suumoj-life
2013/04/09 これから30年の「仕事、暮らし」未来年表【2】経済編(プレジデント)
消費税の増税、財政赤字の拡大など、ますます閉塞感が強まる日本経済。これから私たちの生活環境はどのように変わっていくのか――。
■2015年
・一般ユーザー向けに燃料電池車と水素供給ステーションが普及開始
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130409-00009104-president-bus_all
2013/04/09 トヨタ・ホンダなど「FCV(燃料電池車)」を500万円以下で次々発売 ! 2015年に前倒しへ(clicccar)
実用化まで遠いとされていたFCV(燃料電池車)ですが、トヨタや日産などが欧米大手と戦略的技術提携をしたことにより普及時期が前倒しされようとしています。TOYOTA FCV-R
工業用途の水素は石油などの化石燃料由来が多いため、再生可能エネルギーによる水素製造技術の開発を経済産業省が支援しており、電気分解方式の水素製造装置の価格を25万円程度に抑える計画。
水素供給ステーションは4大都市から設置が展開され、2015年時点で100箇所、2025年時点で1000箇所、2030年時点で全国5000箇所への拡大が予定されています。
FCVの価格は10年前まで1台1億円と言われていましたが、HVと電気モーターなど多くの部品を共通化できるため、量産効果による低価格化が見込まれています。TOYOTA FCV-R
4月5日の読売新聞報道によると、トヨタ自動車が2015年に市販予定のFCVの価格は500万円前後で、約700台/年の販売を予定していることが判明した模様。
トヨタのFCV第一弾はセダンタイプで、生産は愛知県豊田市の元町工場を予定。一回の水素充填で700kmの走行が可能と言います。
トヨタはBMWとの共同開発&量販効果で今後も更なる低価格化を狙うと共に、2020年の本格普及に向けて水素関連ビジネスへの参入も予定しており、年間数万台規模の販売を予定。
独自路線を貫くホンダも2015年から日米欧で大幅なコストダウンを図ったFCVを500万円以下で投入する方針を打ち出しています。
メルセデスベンツ F-CELL
日産はダイムラー/フォードとの共同開発で開発費を削減しつつ、2017年頃に量産車を発売予定。
またHYUNDAIもFCVを「社内で最も重要性が高いプロジェクト」と位置付けており、2015年までに5人乗りのSUV「ix35」をベースにしたFCVを1000台生産する計画。
走行性能はガソリン仕様の「ix35」と同等で水素タンクの充填圧力は70MPa。水素1回充填当たりの航続距離は588km。
HYUNDAI ix35
このように、既に世界的に量販計画が進んでおり、「水しか排出しない」FCVは次期低公害車の本命として最前線に躍り出ることはどうやら間違い無さそうです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130409-00010002-clicccarz-bus_all
※注:中身出しと本文がずれていますが、ウェブ表示の通りに載せました。
2013/04/09 細胞から高効率に電子を引き抜くことが可能に -東大、微生物の仕組みを解明(マイナビニュース)
東京大学(東大)は4月8日、生きた微生物がどのようにして電気エネルギーを作り出すのか、その仕組みを明らかにし、従来モデルと比較して1000倍以上の効率で細胞から電子を引き抜くことが可能であることを示したと発表した。
同成果は同大大学院工学系研究科先端学際工学専攻・応用化学専攻の岡本章玄 助教、同 橋本和仁 教授、同 中村龍平 助教(現・理化学研究所環境資源科学センター チームリーダー)、南カリフォルニア大学地球科学科のKenneth H. Nealson教授らによるもの。詳細は「米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences:PNAS)」に掲載された。
これらの結果は、従来、溶存フラビン分子の自由拡散に基づくと考えられて定説を覆し、微生物がフラビン分子によって電子の流れを加速させる仕組みを示すもので、これにより将来の微生物燃料電池の高効率化につながることが期待されると研究グループでは説明する。また、今回の成果から、フラビン分子と膜上シトクロム間の相互作用を阻害することで、電子の流れを抑制できることが考えられるとのことで、その作用を応用することができれば、現状では膨大なコストとエネルギーが消費されている鉄パイプラインなどのメンテナンスに利用できる、微生物による腐食を抑制する新技術の開発などに展開が期待されるとも述べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000060-mycomj-sci
※図あり
2013/04/09 ホンダ、FCVから家庭へ電力を供給する実証実験に FCXクラリティ を提供(レスポンス)
ホンダは、北九州市が取り組んでいる「北九州スマートコミュニティ創造事業」における共同実証実験として、燃料電池電気自動車『FCXクラリティ』から家庭へ電力を供給する実験を開始すると発表した。
同社は、一般家庭のおよそ6日分の使用電力を供給できる、最大出力9kWの外部給電機能を装備したFCXクラリティを北九州市に納車。4月9日、北橋健治北九州市長とホンダ取締役専務執行役員 山本芳春氏の出席のもと、オープニングセレモニーを行った。
今回は経済産業省のスマートコミュニティ実証事業の一環として、北九州市環境ミュージアムの敷地内にある北九州エコハウスにFCXクラリティから電力を供給し、電力ピークカットに貢献する電力平準化の新たな方法としての実証実験を行う。また、地域と連携したCEMS(Community Energy Management System)ネットワークに電力を供給し、北九州市八幡東区東田地区の地域節電所にて、地域全体のエネルギーマネジメントにおけるビークルトゥホームの効果検証を行っていく。
また、このFCXクラリティを実証実験車としてさまざまな状況で活用することで、実際の都市環境下でのCO2削減効果を検証するとともに、緊急時における移動可能な発電設備としての実用性も検証する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000051-rps-ind
※写真あり
2013/04/09 エコ三輪車でゆうゆうパリ巡り、燃料は水素(AFP=時事)【AFP=時事】フランス・パリ(Paris)で、水素を燃料とする三輪車で市内を走る男性たち(2013年4月4日撮影)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000010-jij_afp-env
※写真あり
2013/04/09 任意の植物から水素を取り出す実用的な方法を発見(マイナビニュース)
Extreme Techにおいて任意の植物から水素燃料を取り出す新しい方法が発見されたと報告された。Virginia Techらの支援によって実施された研究開発の報告書「High-Yield Production of Dihydrogen from Xylose by Using a Synthetic Enzyme Cascade in a Cell-Free System」の内容を伝えている。
説明によれば、キシロースと微生物から抽出した酵素を使うことで水素燃料を取り出すことに成功したという。水素燃料の抽出にあたって高価な触媒が不要であり、温室効果ガスの発生も少なく、現実的な温度で処理可能と説明がある。3年以内に技術提供が可能になるだろうという見通しが示されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000086-mycomj-sci
■海外ニュース
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<輸送>
●トヨタとBMW、協力関係をより緊密に (2013年01月24日)
トヨタ自動車(Toyota)とBMWは、2020年までに燃料電池自動車システムを開発するために協力する長期的な共同研究で拘束力のある協定を結んだ。全ての共同開発には、水素タンクやモーター、バッテリーはもちろん、燃料電池スタックとシステムも含んでいる。これらは2012年6月に結ばれた覚書に基づいている。
http://www2.toyota.co.jp/en/news/13/01/0124.html
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FCVフォーラム「2015年に向けたFCV開発の現状と今後の課題」【再掲】詳細情報は、http://www.fcdic.com/
◇日時:4月16日(火)9:30?17:00
◇場所:(地独)東京都立産業技術研究センター(ゆりかもめ「テレコムセンター」駅前)
◇プログラム(予定を含みます)
第1部【招待講演】 9:30?12:00 - 休憩 - 13:15?14:451、「我が国の燃料電池・水素分野の国家プロジェクト動向と低コスト化に向けた取組」
山本将道氏(NEDO)
2、「トヨタにおけるFCV開発の現状と今後」
吉田利彦氏(トヨタ自動車株式会社)
3、「ホンダにおける燃料電池自動車の開発と導入に向けて」
守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所)
4、「日産自動車における燃料電池自動車の開発」
飯山明裕氏(日産自動車株式会社)
5、「FCV普及開始に向けた水素インフラ構築への取組」
廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
第2部 【A】12:00?17:00 & 【B】【C】15:00?17:00【A:ポスターセッション&総合討論会】
ポスター発表(触媒、電解質膜、水素貯蔵、インフラ等)12:00?16:00総合討論会(パネリスト:第1部講師、ポスターセッション招待者等)16:00?17:00
【B:試乗会】 FCV(トヨタ/ホンダ/日産)/燃料電池バス(有明水素ステーション見学コース 所要時間1時間)
【C:(地独)東京都立産業技術研究センター】 施設見学会
懇親会 17:30?18:30
◇参加費:一般:10000円 都内中小企業:6000円 FCDIC会員:6000円
懇親会費 3000円
◇参加申し込み:fc-seminar@fcdic.jp またはFAX 03-6206-0232
◇問い合わせ:燃料電池開発情報センター(FCDIC)FCVフォーラム係
Tel:03-6206-0231
◇主催:燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共催:(地独)東京都立産業技術研究センター
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
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