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□燃料電池ワールド Vol.1342
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■2013年02月14日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■02月13日のWEB LINK NEWS
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2013/02/13 タイ、東南アの自動車生産拠点に 16年までに開発振興計画(SankeiBiz)
同国政府機関のタイ自動車研究所(TAI)によると、計画では16年まで年平均10%の生産増を目指すほか、裾野産業の育成を通じて現在40%の現地部品調達率を同年までに50%に引き上げるという。
また、特に開発に重点を置く分野として、バイオディーゼル、エタノールなどを燃料とする環境対応車、低燃費の小型車、渋滞解消にもつながる情報機器搭載車を指定。さらに乗用車から商用車まで、全車種で安全性の向上を図るとしている。
従来、同国は燃費性能の向上に開発の重点を置いていたが、世界市場で石油系と電気系など複数の動力源を持つハイブリッド車(HV)や、燃料電池を使用する電気自動車(EV)が台頭。消費者の環境意識の高まりもあって多様な動力源の自動車開発が必要と判断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130212-00000030-fsi-bus_all
2013/02/13 【スマートエネルギーWeek 2013】クルマとエネルギー、社会共生の未来…燃料電池車を各社出展(レスポンス)
エネルギーに関する最新技術を一堂に集めた「スマートエネルギーWeek 2013」(主催:リード エグジビション ジャパン)が2月27日から3月1日まで、東京ビッグサイトで開催される。事務局長の田中岳志氏、運営事務局の綾部陽一郎氏、土屋勝利氏にショーの特徴や見どころを聞いた。
---:スマートエネルギーWeek2013の見どころをお聞かせください。田中氏(以下敬称略):ひとつは今回の出展が1890社と、大規模であるということです。エネルギー関連で2000社近くが出る展示会は世界をみてもありません。かつ水素・燃料電池を始め、蓄電池、太陽光など様々なエネルギーを一緒に見られるという展示会も他には無いですね。そういう意味で相乗効果といいますか、色々なエネルギーに関する技術を見ることができる展示会というのが一番大きな魅力、特徴だと思います。---:前回との違いは。
田中:スマートエネルギーWeekのなかに新しいカテゴリの展示会が誕生します。今まで電気を造るということでは『水素・燃料電池展』と『太陽電池展』がありましたが、今回から『風力発電展』が新しく立ち上がります。これにより、新たにご来場いただける方が増えると考えています。
綾部:水素・燃料電池展では2006年開催の第2回からずっと燃料電池自動車の試乗会を行っていますが、前回までは助手席または後部座席に同乗するという方式でした。今回からは実際に運転できるとともに一般公道も走れることが新しい点です。---:出展社で新たな顔ぶれはありますか。
土屋:今回、『スマートグリッドEXPO』でホンダが初出展します。スマートグリッドや、スマートコミュニティの中で、電気自動車や燃料電池車が移動型の電池として社会にどう貢献できるかというのをPRしたいということで出展を決めていただきました。また大陽日酸が初めて商業用の水素ステーションのコンパクトモデルを水素・燃料電池展に出品します。これがあれば既存のガソリンスタンドへの導入が可能ということで、今後の展開が見える実物が披露されます。
---:スマートエネルギーWeekでは、それぞれの展示会ごとに専門技術セミナーを設けていますが、注目すべきセミナーはありますか。
土屋:まず水素・燃料電池展の専門技術セミナーでは、トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車の燃料電池車の開発担当者が毎年、この場でグレードアップした技術を発表するのが通例になっています。業界の方々にとって、このセミナーで最新情報が得られるということで注目されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130213-00000027-rps-bus_all
2013/02/13 水素ステーション:北海道の苫前町へ 日光市が譲渡 /栃木(毎日新聞)
日光市は、燃料電池自動車(FCV)に水素を供給する「日光水素ステーション」の運用を今年度で打ち切り、ステーションの譲渡先を公募していたが、締め切りの8日までに、風力発電など再生可能エネルギーを手掛ける北海道苫前町が名乗りを上げた。移動費用などを協議した上で、3月末までに引き渡される。
ステーションを管理運営してきた日光水素エネルギー社会促進協議会は解散し、公用車としてリース中のFCVの契約も終える。
ステーションは、国の水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)で09年11月、同市芹沼の丸彦製菓敷地内に設置。11年3月に、市に無償譲渡された。国内16カ所のうち日光が最北で、市と促進協議会では首都圏からの長距離走行や、寒冷地でのステーション運用に関する実証研究を実施。データが蓄積され、一定の成果があったと判断、予定の研究期間3年を1年前倒しして終了することになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130213-00000104-mailo-l09
2013/02/13 ホンダフィットEV、米国で販売エリア拡大…NYなど東海岸に(レスポンス)
ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2月12日、『フィットEV』の米国販売エリアを拡大すると発表した。
フィットEVは、『フィット』ベースのEV。燃料電池車の『FCXクラリティ』用のモーターは、最大出力123psを発生する。二次電池は、蓄電容量20kWhのリチウムイオンバッテリー。米国EPA(環境保護局)の電費性能は、118MPGe。1回の充電で航続できる距離は、最大132kmと公表されている。
米国ではフィットEVはリース販売のみとなるが、2012年7月、まずは西海岸のカリフォルニア州とオレゴン州でリース販売をスタート。今回この2州に続いて、アメリカンホンダは東海岸の一部州でも、フィットEVのリース販売を開始する。
その州とは、マサチューセッツ、コネチカット、メリーランド、ニューヨーク、ニュージャージーの5州。現地では3年間のリース契約で、月々の支払額は389ドル(約3万6000円)だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130213-00000061-rps-ind
■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●ワット・フュエルセル社、SOFCシステム基盤を改善 (2012年11月13日)
ワット・フュエルセル社(WATT Fuel Cell Corporation)は、商用・軍用のための携帯用と小型定置用の固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)システム基盤の生産で、いくつかの進展があったと発表した。それには、同社のセル製造プロセスの改善や、スタックとセルならびにプラント補機部品の製造コストの削減、プロパンガスを燃料に使う500W級ユニットの試験システムの完成、2013年に初期大量生産を始める準備についてなどが含まれている。
http://www.wattfuelcell.com/news/commerciallyviablefuelcellsystems_pr/
〔訳注〕ワット・フュエルセル社の社長は、「燃料を使う分散型電源技術の市場価値は2015年には743億ドルに達する」と述べている。同社はそのために過去2年間、軍用としては多様な燃料をすぐに使うことができる技術や、商業的な住宅用にはスタック生産も開始して最初の製品生産を始める準備のためにいろいろなチャンネル・パートナーの獲得に尽力している。また、同社は現在、ロングアイランドにある製造工場を全規模量産(full-rate production)へスケールアップさせている。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
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