燃料電池ワールド Vol.1317 (2013/01/08 09:06)

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□燃料電池ワールド Vol.1317
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■2013年01月08日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

☆水素先端世界フォーラム2013【再掲】
◇会期:1月28日(月)、30日(水)、31日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(1月30日)、九州大学伊都キャンパス(1月28日・31日)
◇参加費:無料(1月30日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(施設見学は100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/
◇プログラム
●1月30日:
 9:30〜10:00 開会式

 10:30〜12:00 セッション1「クリーンエネルギーとしての水素の可能性」
   (日欧の発表者による講演)

 13:30〜17:15 セッション2「世界で始動する水素エネルギー社会」
   (日米欧亜の発表者による講演)
 17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●1月28日・31日:
 9:00〜17:40 研究シンポジウム

   各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物
性、燃料電池・水素製造研究)による国内外の研究発表、開始日時は各チームによ
り異なります。 
●1月31日:
 14:30〜15:30 HyTReC施設見学(定員:100名)
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇関連イベント
1月29日(火)I2CNER Annual Symposium 2013
1月31日(木)I2CNER International Workshop2013
詳細は下記のホームページより
→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/

■01月07日のWEB LINK NEWS
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2013/01/07 中国の特許出願数は世界最多、しかし特許取得数は日本が世界No1―香港紙(Record China)

 2013年1月4日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は「中国の特許出願数は世界一、だが勝利したとはいえない」と題した記事を掲載した。5日付で環球網が伝えた。以下はその要約。

 特許出願数は中国が世界一だが、実際に特許を取得した数は日本が30万件で世界一であり、20万件の米国が2位、中国は3位だ。EU(欧州連合)加盟国を1つの集合体とみなせば、中国は4位に後退する。つまり、中国の特許出願は数が多いだけで、中身が伴わないものが多いということだ。

 例えば、中国はクリーンエネルギーの開発分野で「世界をリードしている」と豪語しているが、太陽エネルギーや風力、地熱エネルギー関連の特許出願は、11年の世界全体の特許出願数のわずか10%で、燃料電池にいたってはわずか3%に過ぎない。昨年8月に発表された在中国欧州連合商工会議所の調査報告でも、中国の特許出願数拡大について「イノベーションの質に問題がある」との指摘がなされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000002-rcdc-cn

2013/01/07 2週間保つポータブルUSB燃料電池 nectar 発表、スマートフォンを10?14回充電(Engadget 日本版)

 燃料電池技術のスタートアップ企業 Lilliputian Systems と米国の小売チェーン Brookstoneが、カートリッジひとつで携帯機器を2週間分充電できるというポータブルUSB燃料電池 Nectar を発表しました。

 nectar 本体は手のひらサイズのポータブルカメラのような形状をしており、一般的なモバイルバッテリーと同様にUSB機器を充電できます。円筒状のポッド(燃料カートリッジ)を差し替えることで、一本につき「2週間分」以上の使用が可能。 なにやら曖昧な表現ですが、ポッド一本で55000mWh、「一般的なスマートフォンなら10回から14回の充電が可能」とされています。

 ポッドひとつの重さは35g以下、nectar 全体の重さは200g以下。ポッドを差し替えることで、バッテリーを再充電することなくすぐに「2週間分」給電できる点も特長です。

 開発した Lilliputian Systems は、MITからスピンオフした燃料電池技術の企業。MEMSを使った独自の薄膜固体酸化物形燃料電池(SOFC) 技術 " Silicon Power Cell " を売りとしており、ロシア政府保有のナノテクベンチャーキャピタル RUSNANOほかから出資を受けています。

 独占販売するパートナーの Brookstone は全米に約300店舗を構え、独自のエレクトロニクス製品ブランドを持つ小売チェーン。Silicon Power Cell 技術のコンシューマー向け製品化に向けた提携は2012年に発表されていましたが、実際の製品 nectar が一般に公開されるのは今回のCES 2013が初となります。

 価格は299ドル、交換するポッドはひとつ9.99ドル。一般的なモバイルバッテリーと異なり時間(と電気代)をかけて再充電する必要がない代わりに、ポッドを買い足すランニングコストがかかる仕組みです。

 なお個人向けのポータブルUSB燃料電池といえば東芝が2009年に「Dynario」を3000台限定で実験的に発売しましたが、すでに販売は終了しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00013480-engadget-sci
※関連画像あり

2013/01/07 都:蓄電池など購入に補助 来年度予算案に68億円 /東京(毎日新聞)

 都は6日、家庭用の蓄電池や燃料電池などの普及を促すため、購入費の一部を負担する新たな補助制度を来年度創設することを決めた。既存の国の補助と併せれば、必要経費の半分程度で設置が可能になるという。関連経費68億円を来年度予算案に盛り込む。

 補助の規模は蓄電池が約8500台、燃料電池が約1万9000台、電気自動車と住居の間で電気を融通し合える「ビークル・トゥ・ホームシステム」が約5500台。蓄電池と燃料電池は国の補助額の2分の1、同システムは10万円を支給する。期間は17年度までの5年間で、15年度まで申請を受け付ける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000074-mailo-l13

■海外ニュース
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<輸送>
●プラグパワー社、燃料電池牽引トラクタープロジェクトのためにエネルギー省から2500万ドル(2012年10月31日)

 プラグパワー社(Plug Power)は、15台の電動牽引トラクターに燃料電池を組み込むために米国エネルギー省(Department of Energy:DOE)から2500万ドルを受け取る予定である。このトラクターは、テネシー州メンフィスとカリフォルニア州オークランドにあるフェデックス社(FedEx)の2つの自社空港に配備される。両空港は取り扱う貨物量の多いことで知られており、水素を製造するために低コストの天然ガスを使う。第一段階では、燃料電池システムをトラクターに組み込むために開発、製造して試験する。その後の配備とデータの収集段階は2年間続けられ、燃料電池で駆動する航空機地上支援機材(GSE)の経済的、環境的利益の分析が行われる。
http://www.schumer.senate.gov/record.cfm?id=337859

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