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□燃料電池ワールド Vol.1241
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■2012年09月12日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆水素エネルギー人材育成センター 第12回「経営者コース」開催【再掲】
?水素・燃料電池産業参入へのきっかけとしてご活用ください?
「福岡水素エネルギー人材育成センター」では、水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、【経営者コース】を開催します。
水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部のみなさまのご参加を、心からお待ちしております。
◇対象:水素・燃料電池分野への参入を目指すものづくり企業の経営幹部の方々
◇日時:10月4日(木)12:50?17:50(名刺交換会:18:00?19:20)
◇会場:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 910号室
◇受講料:3,000円
◇交流会(名刺交換会):2,000円
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆コースの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/info/3469.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120720103445
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
■2012年09月11日のWEB LINK NEWS
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2012/09/11 需給によって料金を変動させ節電をうながす「ダイナミックプライシング」には課題山積み! 『北九州スマートコミュニティ創造事業』を視察して/町田 徹(現代ビジネス)
需給を予測して機動的に料金を変動させることによって節電を促すダイナミックプライシングの実証実験として関係者の注目を集めている『北九州スマートコミュニティ創造事業』を、筆者は先週末(9月7日)に視察してきた。
その点、全国に先駆けて展開されている北九州市の実証実験は、新日本製鉄の八幡製鉄所の副産物である水素を燃料電池車のエネルギーとして転用することなども含めて大きな成果をあげているという印象を受けた。
だが、これらを全国展開していくには、スマートメーターの標準化や地域の特性にあわせた多様な電源の開発、そして各地の気象予報に基づく弾力的なプライシングシステムの確立など、課題が山積していることも実感した。今週は、その視察のエッセンスをリポートしたい。
*** 環境再生を果たした奇跡のまち ***
*** 安定的なエネルギー供給とCO2の排出半減を両立 ***
事業の最大の目的は、安定的なエネルギー供給とCO2の排出半減を両立すること。
そのために、電力の供給側では、すでに小泉純一郎政権時代に特区指定を受けて、同地域への電力供給事業を九州電力に代わって行っている「東田コジェネ」(新日鉄の100%子会社、隣接する八幡製鉄所内に立地、LNGとその排ガスを組み合わせてコジェネ発電を営む。特区への電力供給能力は3万2000kw強)のほかに、大規模太陽光発電や小型風力発電の導入によって電源を多様化する計画だ。さらに電力に加えて、水素エネルギーや熱エネルギーの活用など他のエネルギーの実用化も進めることになっている。
この中で、東田コジェネから各家庭や事業所への送電のための電柱は、九州電力ではなく、新日鉄グループが敷設・管理している。また、トヨタ自動車製の燃料電池車やスズキ自動車製の燃料電池2輪車に燃料を供給する水素ガススタンドや特区内の一般家庭に、八幡製鉄所の製鉄過程で副次的に発生する水素ガスを、新日鉄製のパイプで、輸送するパイプライン網も張り巡らされている。
*** 需給のひっ迫度に応じて5つの料金パターンを設定 ***
*** 「ダイナミックプライシングの効果が10~15%程度はあった」 ****** 骨抜きの政策改革論議が目立ち課題は山積み ***
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120911-00000001-gendaibiz-bus_all
※写真あり
2012/09/11 パナソニック、「スマートHEMS」を本格展開……中核機器「アイセグ」発売(RBB TODAY)
パナソニック エコソリューションズは11日、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)「スマートHEMS」を本格展開することを発表した。電気設備・家電がつながる中核機器「AiSEG」(アイセグ)を10月21日に発売する。
「スマートHEMS」は、「AiSEG」を中核として、太陽光、蓄電池、電気・ガス・水など、家中のエネルギーを各種モニターで見える化できるシステム(月額利用料不要)。回路ごとの電気、ガス、水道の使用量をリアルタイムに計測しし、電気については、現在の家全体の電力収支、CO2収支、料金(目安)換算や、太陽光発電システム、燃料電池の発電状況などについても表示する。専用のモニターはもちろん、テレビ、パソコン、スマートフォンで蓄電池の充電量など、様々な場所や画面でのモニタリングも可能。
また、住宅設備として長期間の使用に応えられるよう、クラウド型サービスを通じたファームウェアの更新で対応していく予定。例えば、電気料金メニューの変更、対応家電・住宅設備機器の増加、スマートメーター、電気自動車の充電設備、照明、セキュリティ、ヘルスケアとの連携など今後拡充していく予定。将来的には、「家の情報ネットワークインフラ」として、HEMS機能以外の分野への展開も目指すという。
希望小売価格は工事費別で税込112,350円。年間10,000セットの販売を目指す。なおAiSEG並びに既設の分電盤にもつながる計測ユニットのセットは、 「2011年度エネルギー管理システム導入促進事業」において、補助金対象機器に採択されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000017-rbb-sci
※写真あり
2012/09/11 疑問残した節電期間 脱原発は国情に合わない(産経新聞)
【西論】編集委員・安本寿久
◆読むべきは供給余力の裏
◆遅れて知らされた「痛み」
政府エネルギー・環境会議が4日に発表した「原発ゼロを目指す場合の課題」にも注視しなければならない。代替する再生可能エネルギーの普及のために必要な投資額が50兆円。この費用捻出のために、家庭の平均光熱費は現在のほぼ倍、月3万2千円強になるとした。それだけではなく、省エネルギーのために住宅断熱の義務化や燃料電池導入などに100兆円の投資も必要と明示した。
長々と既報内容を書いたのは、これだけのデメリットをどれだけの市民が意識しているか、知った上で脱原発を支持しているのか、甚だ心もとないからである。もし知っているなら、全国11カ所で行われた政府の意見聴取会で6割、7割もの人が原発ゼロを支持するようなことはなかっただろう。その点では、脱原発のデメリットをこの時期になって初めて公表した政府・民主党の政治手法は、欺瞞(ぎまん)に満ちたものと言うほかない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000127-san-soci
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●メリーランド大学、2012水素学生コンテストで優勝 (2012年06月03日)
世界中から20の大学が参加した2012水素学生デザインコンテスト(Hydrogen Student Design Contest)の大賞は、産業界や政府、国立研究所などからの16人の審査員が審判を務める審査団から「利用できる項目」で91%の支持を得たメリーランド大学(University of Maryland)に決まった。2012年のコンテストの課題は、参加する学生が彼らの大学構内で電気と熱、そして水素を生産するトリジェネレーションシステム(tri-generation system)を企画、設計することだった。
http://www.hydrogencontest.org/press_Releases/2012_Winner.htm
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