燃料電池ワールド Vol.1222 (2012/08/16 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1222
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■2012年08月16日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年08月15日のWEB LINK NEWS
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2012/08/15 東海電子、個人向けにアルコールだけに反応する検知器を発売(レスポンス)

 東海電子は、アルコールだけに反応する電気化学式(燃料電池式センタータイプ)を採用した小型アルコール検知器『ALC-Pico』の個人向けの販売を開始した。

 同社では、トラック、バス、タクシーで培った技術をもとに、アルコールだけに反応するセンサーを採用した小型のアルコール検知器を個人向けに販売する。
 価格は2万9800円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120815-00000008-rps-bus_all
※写真あり。(注)燃料電池方式についての情報は、下記の同社のHPで。↓
http://www.tokai-denshi.co.jp/technology/alcohol.html

2012/08/15 太陽エネルギーで稼働するトイレ、途上国の衛生改善に期待(ロイター)

 [シアトル 14日 ロイター] 米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏は14日、太陽エネルギーを動力とするトイレを発明したカリフォルニア工科大に10万ドル(約790万円)の賞金を贈ると発表した。

 このトイレは、太陽エネルギーで稼働するだけではなく、排泄物を水素ガスに変えることで夜間用のバックアップエネルギーとして蓄えることもできる。

 ゲイツ財団は昨年、水をほとんど使わない、または全く使わないトイレの開発に取り組む世界で8つの大学に対して助成金を出していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120815-00000083-reut-int
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ドイツ、水素インフラに大規模な投資を発表(2012年06月20日)

 ドイツ運輸・建設・都市計画省(German Ministry of Transport, Building and Urban Development:BMVBS)と水素・燃料電池関連の企業が、ドイツにおける水素燃料ステーションのネットワークを広げるために、共同基本合意書(joint Letter of Intent)を締結した。

 「水素と燃料電池技術のための国立イノベーション・プログラム(National Innovation Program for Hydrogen and Fuel Cell Technology )」の事業の一環としてドイツ政府と水素・燃料電池業界は、2015年までに水素ステーションを新たに35か所建設するために4000万ユーロ(5000万ドル)以上を投資する。これによりステーションは現在の15か所から50か所に拡大して、5000台の燃料電池自動車の運転需要に対応する。

 この合意書には、ペーター・ラムザウアー連邦交通相(Federal Minister Dr. Peter Ramsauer)とエア・リキッド社(Air Liquide),エア・プロダクツ社(Air Products)、ダイムラー社(Daimler)、リンデ社(Linde)、トタル・ドイツ社(Total Germany)の各代表が署名した。
http://media.daimler.com/dcmedia/0-921-1390467-1-1502933-1-0-0-0-0-0-11700-0-0-1-0-0-0-0-0.html〔参考〕2011年6月にダイムラー社とリンデ社は、今後3年間で20か所の水素ステーションを建設する計画を締結した(「燃料電池ワールド」Vol.981、2011年08月15日発行参照)。今回の計画は、その20か所を50か所に拡大したものであり、2014/2015年の燃料電池自動車の市場導入を成功させる意志を強く表明している。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
   〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜

 9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。

 世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
    (3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料 
 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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