燃料電池ワールド Vol.1157 (2012/05/14 10:51)

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□燃料電池ワールド Vol.1157
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■2012年05月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年05月11〜13日のWEB LINK NEWS
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2012/05/11 麗水万博 現代自動車のパビリオンが開館式(聯合ニュース)【ソウル聯合ニュース】全羅南道麗水市で開催される麗水世界博覧会(12日?8月12日)会場で11日、現代自動車グループのパビリオンが開館式を行った。

 パビリオンの「エネルギーパーク」ではエコカーに試乗できるほか、水素燃料電池車を用いた電気供給システムを見学できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120511-00000022-yonh-kr

2012/05/11 NEDOなど、液体水素の移送試験に成功…水素インフラ整備を促進(レスポンス)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、高効率の超電導ポンプシステムを使った常圧での液体水素の移送試験に、世界で初めて成功したと発表した。この技術は、超電導技術を活用した液体水素利用基盤技術の開発に取り組んでいる九州大学の柁川一弘准教授が開発した。
これにより、液体水素を無駄なく容易に移送できるため、燃料電池車向け水素インフラ整備の促進に結びつく可能性があるという。
これまでは、燃料電池車向け水素スタンドなどに燃料を供給するため、液体水素を貯蔵容器からタンクに移送する際、加圧排出に専門技術を持つ技能者が必要だったほか、圧力を利用するため無駄な工程が生じていた。今回開発したシステムは電源を入れるだけで、エネルギー損失の少ない超電導モータの動力のみで液体水素の効率的な移送が可能となる。
国内の自動車会社3社は、圧縮水素ボンベを搭載した燃料電池自動車を2015年から市場へ本格導入する計画で、日本各地で水素供給ステーションの建設が進められている。また、BMWも液体水素を主燃料とした内燃式水素自動車を開発中だ。
さらに国内の自動車、化学、光ファイバー、半導体、液晶、ガラスなどの水素消費産業でも、高純度の水素ガスを還元剤として利用するため、液体水素コンテナの直接納入による液体水素の需要が急激に増加している。
水素は最も軽い元素であり、燃料電池自動車用として想定されている常温で700気圧の水素ガスよりも大気圧の液体水素の方が密度は大きいため、特にその貯蔵や輸送の際には液体水素の方が優位となる。一方で、2001年に国内で発見された二ホウ化マグネシウム超電導体は、液体水素中で電気抵抗ゼロの超電導状態となり、その線材化、長尺化、高性能化が進展している。
このため、液体水素の簡便、有効な利用を目指して二ホウ化マグネシウム超電導線を適用した液体水素利用基盤技術の開発ニーズが高まっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120512-00000000-rps-ind
(注)さらに詳しい情報は、こちらを。↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120511-00000064-mycomj-sci

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ホンダの埼玉県庁ソーラー水素ステーション、外部給電機能を装備したFCXが配備(2012年03月27日)

 ホンダ自動車(Honda Motor Co., Ltd.)は、ホンダの次世代パーソナルモビリティ製品を使った電動自動車実証実験の一環として、埼玉県庁敷地内に設置したソーラー水素ステーション(Solar Hydrogen Station)を公開した。この計画は、埼玉県とホンダ、イワタニ(Iwatani)が協同して進めている。

 ホンダはまた、CO2排出ゼロの移動可能な発電機として利用するために、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ(FCX Clarity)」に外部出力が可能な電源の役割をするコンセントを取り付けた。このコンセントを利用して、FCXクラリティは一般的な住宅に9kW連続7時間以上の電力を6日間供給できる。
http://world.honda.com/news/2012/4120327Solar-Hydrogen-Station/index.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナー【再掲】

 FC懇談会は、FCDIC(燃料電池開発情報センター)が主催する第19回燃料電池シンポジウムで「燃料電池組立・発電体験コーナー」を行います。このコーナーは、(株)ケミックスの燃料電池組立キットを使って、組み立て及び発電試験を体験していただきます。説明はFC懇談会メンバーが担当します。予約制ですが、どなたでも参加無料ですので、ぜひチャレンジ下さい。
◇日時 5月16日(水)〜17日(木)10時〜17時
◇場所 タワーホール船堀1F シンポジウム展示会場(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇参加費 無料(予約制)
◇予約 参加登録用紙を下記URLからダウンロードしてお申し込み下さい。具体的な申し込み方法は用紙に記載してあります。
  http://www.fcdic.com/

 申込者が規定数に達した時点で受付終了となりますので、お早めにお申し込み下さい。
 *指導教員の方が同席される場合は高校生等も可です。
◇主催 FC懇談会、協力(株)ケミックス

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