燃料電池ワールド Vol.1024 (2011/10/20 10:44)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1024
■□□□□□□□□□
■2011年10月20日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年10月19日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2011/10/19 国内クレジット制度に基づく、施主参加型のCO2排出削減事業を推進(サーチナ)

 パナホームは今年3月、経済産業省において開催された「第18回国内クレジット承認委員会」(プログラム型排出削減事業)において、太陽光発電システムや家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)などによって創出される一般家庭のCO2排出削減量をクレジット化する「排出削減事業計画」の共同実施者として承認を受けた。同社はこのたび、10月に新発売した戸建住宅「カサート・テラ」を含むパナホームに住む施主と同社が“エコアイディアの家の会”を組織・運営し、排出削減事業を推進していく。

 国内クレジット制度は、大企業などによる技術・資金などの提供を通じて、中小企業などが行った温室効果ガス排出削減量を認証し、自主行動計画や試行排出量取引スキームの目標達成などのために活用できる制度。“エコアイディアの家の会”には、太陽光発電システムやエネファーム、エコキュートを搭載・設置したパナホームに住み、事業計画に賛同する施主が入会。事業は、会員施主宅のCO2排出削減量を同社が定期的にとりまとめ、排出権(国内クレジット)として認証を受け、排出権取引を行うもの。

 排出権取引で得た収益は、同社が委託を受け、環境貢献活動の実施に活用する予定。今後、太陽光発電システムとエネファームのダブル発電、および太陽光発電システムとエコキュートを組み合わせた住宅を積極的に提案し、会員数の増加と環境貢献活動の拡大を図っていく構えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000002-scn-ind

2011/10/19 過去最大規模の505ブース びわ湖環境ビジネスメッセ(京都新聞)

 19日に滋賀県長浜市の県立長浜ドームで開幕した「びわ湖環境ビジネスメッセ2011」は、福島第1原発事故による電力不足を背景に、エネルギー関連の技術や製品がひときわ注目を集めた。太陽光や風力など再生エネルギーを利用した製品や省エネの提案が相次ぎ、出展者と来場者が互いにビジネスチャンスを探っている。21日まで。

 エネルギー関連では、大阪ガス(大阪市)が家庭用燃料電池と太陽光発電を組み合わせて電力消費量を大幅に抑える仕組みを紹介した。関西電力(同)も徐々に普及している電気自動車の公衆充電システムを展示した。滋賀経済産業協会と瀬田工業高も電気自動車の試作品を発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000026-kyt-l25
※写真あり

2011/10/19 長岡市:原発から天然ガスへ 環境未来都市へ構想申請 /新潟(毎日新聞)

 長岡市はエネルギーを原発に依存せず、長岡地域特産の天然ガスや、家庭で燃料電池を利用するなどとした環境未来都市構想を策定し、国の同都市選定に向けて申請したと発表した。

 長岡市によると、市は天然ガスの全国生産量の約4割を占めている。そのため原発に代わる安定的な電力供給として、天然ガスを最大限利用し、天然ガス発電や天然ガスステーションを設置する。さらに、家庭や事業所に燃料電池を配布する。燃料電池の普及は、来年度から補助制度を作るとしている。

 国は全国から環境未来都市構想を募集。同都市に選定されれば、補助金を受けられる。東日本大震災の被災地を除き、対象は3都市で、長岡市を含め全国で24都市が申請しており、12月に判明するという。市は選定されなくても、構想は進める方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000171-mailo-l15

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<定置用電源>
●クリアエッジ社の燃料電池2基を里子施設に設置(2011年08月03日)

 アメリカの非営利組織リンク・ハウジング社(LINC Housing)は、カリフォルニア州ロングビーチのパレスホテル(Palace Hotel)の改築計画で、クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)の燃料電池「クリアエッジ5(ClearEdge5)」を2基、設置中である。このホテルは一般の宿泊用のホテルではなく、里子が居住し、独立していくための施設で、バス・トイレ・台所付きの一部屋のアパートが13室と、管理室、共同空間、作業部屋などから成っている。

 この燃料電池の資金は、国立信託貸付基金(National Trust Loan Fund)を通してジョン・S&ジェームス・L・ナイト財団(John S. and James L. Knight Foundation)によって提供された。燃料電池は全施設の温水需要を満たすのに十分な熱を発生させて、太陽光発電パネルと組み合わせて施設の電力需要の大部分を提供する予定である。
http://clearedgepower.com/news/press-releases

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆第1回「経営者(燃料電池自動車)コース」開催 ★新設★【再掲】

 11月17日(木)、自動車関連企業の経営幹部の皆様を対象に、第1回経営者(燃料電池自動車)コースを開催します。燃料電池自動車の基礎知識の習得を目指すとともに、2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ業界動向の最新情報をお伝えします。

 水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 皆様の疑問に一流の講師陣がお応えします。水素ビジネスへの参入を目指す経営者や幹部のみなさまのご参加を心からお待ちしています。
◇日程 11月17日(木)12:50?17:00
◇会場 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914、915号
    (福岡市西区元岡744番地)
    http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇定員 40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)
◇受講料 3,000円/人
◇名刺交換会 2,000円/人
◇申込締切 11月10日(木)
◇カリキュラム
12:50〜13:00 開講式  戦略会議
13:00〜13:40 校長講話 渡邉浩之校長(トヨタ自動車(株)技監)13:50〜15:20 燃料電池自動車の市場化に向けた取組み

   大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発本部主査・担当部長)15:30〜16:30 燃料電池自動車の普及に伴う業界動向予測
   丹下昭二氏(山梨大学客員教授)
16:40〜17:00 施設見学(選択制)
17:10〜18:30 交流会
★コース詳細はこちら
  http://www.f-suiso.jp/1st_fcv-course.html
★オンライン申込みはこちら

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110915110527

☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆「水素エネルギー先端技術展2011」/「燃料電池アジアセミナーin福岡」開催!【再掲】

 今後急速な市場が拡大が見込まれる燃料電池・水素関連分野に関する最新の技術・製品や研究成果、この分野でのビジネス展開を目指す意欲的な中小・ベンチャー企業の技術を紹介(展示)します。燃料電池自動車を実際に体験できる試乗会も同時開催。入場料は無料。情報交換・懇親の場となる交流会とあわせて、皆様の参加をお待ちしております。
◇日程 11月9日(水)〜11日(金) 10:00〜17:00
◇場所 西日本総合展示場 新館 (北九州市小倉北区浅野3?8?1)
◇自動車3社の『燃料電池自動車』を一同に展示。カットモデルも。
 ・日本初の実証を開始した『燃料電池スクーター』
 ・北九州水素タウンで稼働中の『燃料電池フォークリフト』

 ・分散型電源として注目される『家庭用SOFCコジェネシステム』
★詳細はこちら
  → http://www.f-suiso.jp/H23sentangijutsuten.html
★大韓民国の最新動向!「燃料電池アジアセミナーin福岡」を同時開催!

  → http://www.f-suiso.jp/sentangijututen/2011/seminar.pdf

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1