燃料電池ワールド Vol.961 (2011/07/15 10:54)

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□燃料電池ワールド Vol.961
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■2011年07月15日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年07月14日のWEB LINK NEWS
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2011/07/14 ホンダ、新型高膨張比エンジン「EXlink」搭載コージェネ機器などの説明会(Impress Watch)

 本田技研工業は7月13日、「Honda Home Power Generation」と題した汎用事業に関する説明会を報道陣向けに開催した。ホンダは、二輪事業、四輪事業、汎用事業およびその他事業、金融サービス事業の4つの事業セグメントを展開している。Honda Home Power Generationでは、汎用事業で手がけているコージェネレーションシステム、ホンダの関連会社であるホンダソルテックで手がける太陽電池事業の現状の説明が行われた。
■「子供たちに青空を残したい」という思い
■エネルギー効率を改善した新型高膨張比エンジン「EXlink」
■自立運転可能なコージェネシステムへ

 このHonda Home Power Generationは、ガス事業者として大阪ガス リビング事業部 家庭用コージェネレーションシステム開発部 マネージャ 西村和久氏、日本ガス協会 業務部 マネジャー 岩永和大氏も登壇。西村氏は大阪ガスのコージェネレーションに対する取り組みを解説し、岩永氏は東日本大震災の発生を受け、ガスを使った節電の取り組みについて語った。

 とくに興味深かったのが、発電システムでありながら停電が起きた際には、発電が行えなくなること。ガス会社が販売するコージェネシステムとしては、ガスエンジンを使うエコウィル、燃料電池を使うエネファームが代表的だが、いずれも商用電源から切り離されると(停電すると)自動的に停止する仕組みを持つ。これは、日本ではこれまで停電がほとんど起きず、停電時は自家発電ができないような法律の制約もあるためと言う。

 ただ、現在停電時でも発電可能とするための取り組みを行っており、商用電源から切り離された後も運転を継続する機能のオプション化、停電後再起動する機能のオプション化を検討していると言う。ホンダはすでに北米向けに停電時も運転できる自立運転可能なコージェネシステムを販売している。
■もう一つの発電ユニット「CIGS太陽電池」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110714-00000011-impress-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ハイドロジェニックス社、7基の電解槽の契約を獲得(2011年05月06日)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、アジアやヨーロッパ、南アメリカの顧客に7基の電解槽を納入する契約を獲得した。これらの電解槽は、いずれも6か月から9か月以内に配送されて、食品加工や冶金、火力発電プラントで使われる予定である。
http://www.hydrogenics.com/invest/News_Details.asp?RELEASEID=575123

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 総会・記念講演会【講師決定!】【再掲】

 7月22日(金)平成23年度の総会・記念講演会を開催します。

 今年の記念講演会は、今年5月、北九州ステーションを拠点として、日本で初めて「燃料電池スクーター」の実証を開始したスズキ株式会社開発本部開発企画部 真柴岳彦部長から、水素燃料電池スクーターの開発、実証を進めるスズキ株式会社の取り組みをご紹介いだきます。

 また、分散型電源として家庭用から業務用等、様々な用途が期待される次世代型燃料電池(固体酸化物形燃料電池:SOFC)について、九州大学水素エネルギー国際研究センター 佐々木一成センター長にご講演いただきます。

 総会では、戦略会議活動として今年3月に実施し、韓国の政府機関、企業を訪問した「韓国水素産業調査団」の調査結果、2015年の燃料電池自動車普及開始に向けた今後の取り組みなどを事務局からご報告します。

 情報交換・懇親の場となる交流会とあわせて奮ってご参加ください。
◇日時:7月22日(金)14:00?18:00
◇場所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60 TEL(092)771-7171)
     アクセス http://www.grand-h.jp/access/
◇日程:
14:00?15:00 『福岡水素エネルギー戦略会議総会』
  戦略会議23年度事業計画、「韓国水素産業調査団」報告等
15:10?16:40 『記念講演会』
  記念講演1「燃料電池二輪車開発でのスズキの取り組み」
    真柴岳彦氏(スズキ株式会社開発本部開発企画部長)

  記念講演2「次世代型燃料電池への期待と産学連携による研究開発の動向」(仮題)

    佐々木一成氏(九州大学水素エネルギー国際研究センターセンター長)16:45?18:00『交流会』
  ※当日、5000円/人のご負担をお願いいたします。
■詳細・申し込みはこちら http://www.f-suiso.jp/H23soukai.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター
●第4回高度人材育成コース【募集開始!】【再掲】

 8月24日(水)から26日(金)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇開催日程 8月24日(水)から8月26日(金)の3日間
◇会場 【1、2日目】九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館(福岡市西区元岡)

    【3日目】水素エネルギー製品研究試験センター(福岡県糸島市富)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加]

  参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月17日(水)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◆コースの詳細・申し込みはこちらから(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/4th_koudo.html

●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定

 今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。
 従来の「高度人材育成コース」も近日募集開始!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

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