燃料電池ワールド Vol.730 (2010/07/26 10:24)

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□燃料電池ワールド Vol.730
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■2010年07月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆SSKセミナー【再掲】
世界環境技術の標準化戦争勃発
?国際標準規格はビジネス競争でどう使われているのか
?日本企業が規格を活用するためのノウハウと着想方法
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10273.html
市川 芳明氏((株)日立製作所地球環境戦略室部長)
◇日 時:7月28日(水) 午後3時?5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)
◇受講料:1名につき26,250円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
https://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10273_input.html

■2010年07月23〜25日のWEB LINK NEWS
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2010/07/23 【テクノフロンティア】EVの概念を変える、キャパシタ活用法(レスポンス)

 EVの動力源と言えば電気エネルギー。燃料電池車もEVの一種だが、一般にEVと言えばバッテリーを搭載して、その電力でモーターを駆動する車。搭載するバッテリーの蓄電量で航続距離が左右されるから、車重やコストが目下のところ最大の課題。さらには大容量のバッテリーを搭載したとしても、それをフル充電する電力と時間を確保するのも大変だ。

 そんなEVが直面している問題を、あっさりと解決しているEVがあることをテクノフロンティアで教えられた。キャパシタをバッテリーの代わりに使うことで効率良く電気エネルギーをモーターに伝え、運動エネルギーを回生できる。しかも、その変換による損失はバッテリーよりずっと少なく、反応も素早いことからエネルギーの回収率も高いのだ。

 キャパシタとはコンデンサとも呼ばれる電流の安定器。一時的に電気を貯めておける性質があるため、電流の変動を吸収したり、ノイズを吸収する目的で使われているのが一般的だ。ところが大容量キャパシタが登場した現在は、短時間ならバッテリーの代替え品になるのである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100723-00000008-rps-ind
※写真あり

2010/07/23 <中華経済>EVへのテコ入れは最善か、一汽集団副技師長が冷静意見(Record China)

 2010年7月20日、一汽集団の李駿・副総工程師兼技術センター主任はこのほど、中国政府が電気自動車を中心としたエコカーの普及を奨励していることに絡み、必ずしも中国自動車産業の発展につながらないとの考えを示した。主任は「新エネルギー車によって、中国の自動車業界が飛躍的に成長することはない。関連の技術で、外国勢と中国勢が同じスタートラインに立っている訳ではない」と述べた。中国のメディアが伝えた。

 これについて李副総工程師は「政府がエコカーの普及奨励策を出したこと自体は良いし、政策に方向性があることは当然のことだ。しかし、自動車メーカーは多様な発展の道を維持するべきで、いろいろな技術的な選択肢を捨ててはいけない」と指摘。ハイブリッド車を例に挙げ「省エネ率を40%とすれば、小型車を電気自動車に代えるのと同じ省エネ効果がある」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100723-00000004-rcdc-cn

2010/07/24 合言葉は「省・創・蓄」 エコ住宅の開発進む(産経新聞)

 自然エネルギーを有効活用する「エコ住宅」の開発が住宅メーカー各社で進んでいる。今年から新築住宅やリフォームを対象に「住宅エコポイント制度」が始まり、太陽光発電や高効率給湯器への国の補助金、住宅減税などで消費者にも経済的(エコノミー)かつ環境に配慮(エコロジー)というダブルの「エコ」意識が浸透し始めていることが背景にある。

 積水ハウスは、京都府木津川市の総合住宅研究所で2月、大阪ガスとの「スマートハウス実証実験」を報道陣に公開。こちらも太陽光、燃料電池、蓄電池の3つを組み合わせ、住宅の家電や照明、暖房などエネルギー消費機器をホームサーバーで一元的に管理する試みだ。

 すべての機器を無線でホームサーバーにつなぎ、パソコンやテレビモニターを通じて住人が発電量や電気代などをチェックし、好みの運転モードを選んで制御できる。

 積水ハウス温暖化防止研究所の石田健一所長は「家庭内の省エネをしながら地域のエネルギー供給をする日本型スマートグリッドの仕組みを考えていく」と実験のねらいを話す。将来、太陽光発電などの「創エネ」機器が増え続ければ、電力の需給バランスが崩れると想定。そこで、地域の発電量の過不足に応じて家庭の発電量を制御するシステムが不可欠になるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100724-00000563-san-bus_all

■海外ニュース
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<輸送>
●UTCパワー社、バス用燃料電池が耐久記録を更新(2010年06月29日)

 UTCパワー社(UTC Power)の燃料電池「ピュアモーション(PureMotion〓)」モデル120が、最初のセルスタックの交換なしに7000時間を超え、輸送バス用燃料電池システムの耐久記録を達成した。この燃料電池は、カリフォルニア州グレイター・オークランド地域で操業しているアルメダ・コントラコスタ交通公社( Alameda-Contra Costa Transit District:AC Transit)のバスに搭載している3台のうちの1台で、他の燃料電池も6000時間を超えた。ACトランジットの3台のバスは、走行距離が25万5000マイル以上となった。そして、燃料効率は、同じルートと走行条件で走っているディーゼルバスよりも65%向上している。
http://www.utcpower.com/fs/com/bin/fs_com_Page/0,11491,0336,00.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!

 8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
 参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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