燃料電池ワールド Vol.709 (2010/06/24 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.709
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■2010年06月24日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年06月23日のWEB LINK NEWS
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2010/06/23 模索する最強の製造業 トヨタ(産経新聞)
【トヨタの誤算】(下)

 4月下旬、トヨタ自動車の豊田章男社長は極秘で渡米した。目的は米電気自動車(EV)ベンチャー、テスラ・モーターズ(カリフォルニア州)のイーロン・マスク会長兼CEO(最高経営責任者)に会うためだった。

 豊田社長はテスラの看板EV「ロードスター」のハンドルを自ら握り、今までの自動車にはない何かを感じとった。その“何か”について、豊田社長は「未来の風を感じた」と話した。

 それから1カ月後。トヨタはテスラと電撃的な資本・業務提携を発表。豊田社長自らが再びカリフォルニア州を訪れ、マスク会長と固い握手を交わした。

 次世代エコカー(環境対応車)開発について、トヨタは「全方位外交」ともいえる戦略を敷く。ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車(HV)を中心に、EVは短距離、燃料電池車(FCV)は長距離用と考えていた。そこにはHVをグローバルスタンダード(世界標準)にしようという思惑があるのは間違いない。

 半年前、トヨタのある役員は「EVの普及には充電インフラが不可欠で、整うまでには時間がかかる。HVの技術があれば、EVは簡単にできる」と語っていた。ところがトヨタにとって誤算だったのは、自治体や電力会社がEV用急速充電器の設置を進め、EVが普及するための環境が予想以上に早く整備され始めたことだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100623-00000635-san-bus_all

2010/06/23 大和ハウス工業 戸建住宅に蓄電池搭載 埼玉と名古屋に実験棟 来春、新商品発売へ(住宅新報)

 大和ハウス工業は7月10日、埼玉と名古屋の2カ所で、家庭用リチウムイオン蓄電池付きのモデル棟をオープンする。太陽光発電システムや、家庭内のエネルギーを制御する同社オリジナルエネルギーマネジメントシステム「D―HEMS」も搭載する。それにより、一般の新省エネ基準の住宅と比べてCO2を65%削減できるという。

 モデル棟で技術面の検証や顧客の反応を確認する。来春には同様の仕様の住宅を新商品として販売する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100623-00000002-jsn-ind

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●ブルックヘブン国立研究所の化学者、3つの新しい特許を取得(2010年05月20日)

 米国エネルギー省のブルックヘブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory)の化学者たちは、燃料電池の化学反応を加速させる触媒開発で3件の特許を取得した。そのうちの2つの特許は、酸素還元を加速させる触媒について、残る一つはプラチナをベースとする触媒に金クラスターを加えるためのものである。この触媒と技術は、ライセンス供与が可能である。
http://www.bnl.gov/bnlweb/pubaf/pr/PR_display.asp?prID=1134
※研究室の写真あり

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆SSKセミナー
●経済産業省による次世代自動車戦略2010
◇講 師=川口 征洋氏(経済産業省製造産業局自動車課課長補佐)<1>「次世代自動車戦略2010」の策定について
1.自動車産業を巡る現状
2.全体戦略について
3.電池戦略について
4.資源戦略について
5.インフラ整備戦略について
6.システム戦略について
7.国際標準化戦略について
<2>ご参加企業との意見交換・名刺交換
◇日 時:6月25日(月) 午後3時?5時
◇会 場:新橋愛宕山東急イン(東京都港区愛宕1-6-6)
◇受講料:1名につき26,250円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10215.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!

 8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
 参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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