燃料電池ワールド Vol.703 (2010/06/16 09:08)

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□燃料電池ワールド Vol.703
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■2010年06月16日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!

 8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
 参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2010年06月11〜15日のWEB LINK NEWS
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2010/06/11 GMがベンチャー企業設立へ…革新技術の探求を強化(レスポンス)

 ゼネラルモーターズ(GM)は11日、自動車・輸送部門で革新的テクノロジーの発掘と開発を手がけるための子会社を設立すると発表した。

 ベンチャー子会社は社名を「有限責任会社ゼネラルモーターズ・ベンチャーズ」とし、GMのジョン・J・ロークナー副社長が社長を兼任する。

 カリフォルニアのベンチャー企業や中国の電池会社が環境対応車として注目される電気自動車(EV)に参入するなど、EVや燃料電池車などの新技術は、しがらみを持たないベンチャー企業が有利との見方がある。GMは大企業病から環境に関する先進技術で、トヨタ自動車やホンダに出遅れ、経営破たんを招いたとの反省を踏まえ、ベンチャー精神で新技術を開拓していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100611-00000023-rps-bus_all

2010/06/11 川崎重工業・長谷川社長 「CO2分離・回収実証へ」(フジサンケイ ビジネスアイ)

 川崎重工業の長谷川聡社長は10日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、二酸化炭素(CO2)分離・回収技術について近く国内外で実証実験を行う方針を明らかにした。また、将来のクリーンエネルギーとして注目されている水素事業についても開発を強化する考えを示した。

 CO2分離・回収技術について、長谷川社長は「CO2の回収技術は潜水艦用に利用されており、年内には国内で大型化した回収プラントの実証実験を行う。海外でも、炭鉱で地中貯留まで行う実証プラント建設に向けすでに交渉している」と述べ、本格的に開発に取り組む考えを示した。

 これと併せて、同社が「CO2フリー水素」と呼ぶ技術開発も積極化する。CO2フリー水素は、低品質の石炭からCO2と水素を取り出して水素を利用。CO2は地中に貯留する。また、洋上風力発電や潮力発電などで海水を電気分解して水素を得る技術にも取り組む。水素輸送船の開発にも着手し、水素自動車などでの活用を目指すほか、水素ガスエンジンや水素ガスタービンの開発にも取り組むという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000009-fsi-bus_all

2010/06/14 日産ギャラリーで歴代EVの特別展示-リーフは予約6,000台突破 /神奈川(みんなの経済新聞ネットワーク)

 日産グローバル本社(横浜市西区高島1)ギャラリーで、国内外のモーターショーに出展した歴代の電気自動車(EV)コンセプトカーが展示されている。

 日産自動車はこれまで、クリーンディーゼル車、燃費効率のよい内燃機関の車、ハイブリッド車、EVや燃料電池車などのゼロ・エミッション車を含め、数々の環境技術の開発に取り組んできた。

 今回ギャラリーで展示されるのは、「PIVO」「PIVO2」「Land Glider」「MIXM」「NUVU」「日産リーフ(デザインモデル)」の各車(都合により変更の場合あり)。また、リーフに搭載される先進技術の紹介展示も行われている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100614-00000036-minkei-l14
※写真あり

2010/06/14 <中華経済>400万台の新エネ車普及無理、小型化すれば可能性も―中国(Record China)

 2010年6月11日、中国国家発展改革委員会(発改委)が2012年に新エネルギーを利用した車の台数を400万台以上とする方針を明らかにしたことに対し、業界団体の中国汽車流通協会副秘書長の羅磊氏は、実現は不可能との見方を示した。中国の各メディアが伝えた。

 羅氏によると、国家発展改革発改委は2009年初め、自動車販売台数に対する新エネルギー車のシェアを5%とする計画を発表した。羅氏は「昨年は年末時点での乗用車の販売台数は1033万台。5%の50万台でも高い数値目標なのに400万台という数字は実現不可能」と話している。

 一方で、小型化とデザインの多様化、販売価格が低さ、安全性の高さが認められれば、急速に普及するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100614-00000001-rcdc-cn
※写真あり

2010/06/15 人材育成の重要性強調=科学技術白書(時事通信)

 政府は15日、2009年度版の科学技術白書を閣議決定した。資源が乏しく、人口減少と高齢化が進む日本では、技術革新を進めるため、新たな価値のある研究、技術を生み出す人材の育成が重要としている。

 人材育成面では、科学オリンピックなどを通じ、優秀な若手研究者の卵を育てるほか、研究者を支える事務職や技術者の確保、博士号取得者の幅広い分野での活用を進める必要があると指摘した。

 科学技術の中でも重要な分野としては、太陽電池や燃料電池、バイオ燃料などの開発を通じた温室効果ガス削減、がんの新治療法や再生医療、介護ロボットを通じた国民の健康向上、台風や地震・津波の防災、感染症予防などを挙げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000121-jij-pol

2010/06/15 Fsolなど、新日本石油グループの家庭用燃料電池の生産管理システムを構築(BCN)

 富士通と富士通システムソリューションズ(Fsol、杉本隆治社長)は6月14日、新日石インフォテクノ(岡村格五社長)と共同で、ENEOSセルテック(一色誠一社長)における家庭用燃料電池「エネファーム」の生産管理を支援する「統合生産管理システム」を構築したと発表した。「エネファーム」の生産ラインのICT基盤として本稼働を開始した。

 新システムには、Fsolの組立製造業向け生産管理ソリューション「WebSERVE smart ハイブリッド生産」を採用。生産計画・手配管理、在庫管理、生産管理、購買管理などの製造業の必須機能と業務の自動化や効率化、情報連携・一元化といった組立製造業固有のノウハウを凝縮した機能を活用することで、「エネファーム」の生産を支える統合生産管理システムを4か月の短期間で構築した。

 また、「WebSERVE smart ハイブリッド生産」のもつSOA (サービス指向アーキテクチャー)技術により、既存の製品開発・設計システムとの連携、業務・運用の変更にともなうシステム変更、また、将来の事業拡大を見据えた段階的な拡張を行える柔軟性の高いシステムを実現した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000010-bcn-sci

2010/06/15 JICAシニア国際ボランティア:大石・前日田市長が南米で挑戦 /大分(毎日新聞)

 ◇パタゴニアで輸出アドバイス--「世界、日本への展望探りたい」

 総合商社西ドイツ駐在員や居酒屋全国チェーン副社長などを経て、日田市長を3期務めた大石昭忠さん(67)が国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして21日、地球の裏側のアルゼンチン南部パタゴニア地方に旅立つ。大学時代のラグビー部で培った精神的、肉体的なタフさとチャレンジ精神は衰えることを知らない。

 大石さんは、海外勤務の経験を生かし、生きがいのある仕事を探していた。友人のシニア海外ボランティア経験者の話を聞き「『これならやれる』と2年前からJICAの人材募集内容をチェックしていた」という。

 パタゴニア地方は「地球上で人類がまだ手をつけていない最後の土地」といわれる。南極に近く、強風が吹き荒れる「嵐の大地」で、砂漠や氷河も広がる。面積は日本の2・5倍。自然は過酷だが、風力を生かした水素製造の研究が進み、アルミニウムや天然ガス、水産物などの資源も豊富だ。大石さんはここで「パタゴニア経営者財団」の輸出、中小企業アドバイザーを務め、「世界に、むろん日本に対してどんな展望が開けるか探りたい」という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000216-mailo-l44

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●GMとガス・カンパニー社、ハワイの水素インフラ構築へ(2010年05月11日)

 ゼネラル・モーターズ社(General Motors:GM)は、燃料電池自動車の取り組みを強化する一環として、ハワイのオアフ島に水素インフラを構築する目的でガス・カンパニー社(Gas Company:TGS)と協働している。ガス・カンパニー社は現在、同社の1000マイルの公益パイプラインを使って5%の水素を混ぜた天然ガスを流している。同社はパイプライン本管から重要地点で分岐して、天然ガスから水素を分離する独自のプロセスを通して、燃料電池自動車のローカル燃料充填ステーションで使う水素を分離する計画を立てている。
http://media.gm.com/content/media/us/en/news/news_detail.brand_gm.html/content/Pages/news/us/en/2010/May/0511_hawaii

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆SSKセミナー【再掲】
●経済産業省による次世代自動車戦略2010
◇講 師=川口 征洋氏(経済産業省製造産業局自動車課課長補佐)<1>「次世代自動車戦略2010」の策定について
1.自動車産業を巡る現状
2.全体戦略について
3.電池戦略について
4.資源戦略について
5.インフラ整備戦略について
6.システム戦略について
7.国際標準化戦略について
<2>ご参加企業との意見交換・名刺交換
◇日 時:6月25日(月) 午後3時?5時
◇会 場:新橋愛宕山東急イン(東京都港区愛宕1-6-6)
◇受講料:1名につき26,250円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10215.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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