燃料電池ワールド Vol.688 (2010/05/24 09:00)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.688
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■2010年05月24日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!【再掲】

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2010年05月21〜23日のWEB LINK NEWS
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2010/05/21 トヨタ、米テスラと提携…環境を軸にした業界再編が本格化(レスポンス)

 トヨタ自動車は米国現地時間の20日、米国電気自動車(EV)ベンチャーのテスラモーターズと資本提携すると発表した。電気自動車の開発、生産システム、技術に関して業務提携をおこなう。

 テスラはシリコンバレーに本拠を置くベンチャー企業。価格は1000万円近くと高価だが、航続距離が約350kmと実用性の高いEVスポーツカー『テスラ・ロードスター』を既に北米、欧州、アジアで販売を行っている。2012年には価格を600万円程度に抑えた4ドアEV『モデルS』の生産を開始する計画で、これが大量の受注を抱えるなど、EV分野では先頭集団を走っている。

 一方のトヨタは、ハイブリッドカー(HV)や燃料電池車では世界的なリーダーで、2012年にEVを市販する予定だが、欧米を中心に市場拡大が見込まれるEV分野では出遅れていた。今回、トヨタはテスラと提携することで、EV分野を補うねらいだ。

 テスラとしても自動車のプロであるトヨタと組むことで、EVの本格的な市場開拓を狙う。

 ダイムラーが日産自動車・ルノーと資本提携したほか、ダイムラーは中国のBYDに資本参加するなど、環境対応を軸にした業界再編がベンチャー企業も巻き込んで本格化してきた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000007-rps-bus_all
※写真あり

2010/05/22 日銀 成長分野への資金供給制度素案 デフレ脱却へ見えぬ実効性(フジサンケイ ビジネスアイ)

 日銀は21日の金融政策決定会合で、成長分野への金融機関による融資を支援する新たな貸し出し制度の素案をとりまとめた。貸し出し期間は1年に設定し、金融機関の利用を促す。政策金利は年0・1%で据え置くことを全員一致で決定した。資金面で経済成長を後押し、デフレ脱却に道筋をつけるのが目的だ。
 ≪共通担保で効率化≫
 ≪「資金より環境整備」≫

 この日の決定会合で日銀は、新興国経済の高成長などを背景に設備投資が持ち直しに転じつつあることから、景気判断を従来の「持ち直しを続けている」から「緩やかに回復しつつある」に上方修正した。新貸し出し制度の導入には、こうした回復の芽をより確かなものにしたいという思いもある。

 ただ、民間金融機関にどの程度のニーズがあるかは不透明だ。銀行の場合、資金需要の低下で貸し出しが伸びないが、資金は余っており、「新しい制度をわざわざ利用するか分からない」(地銀幹部)との声もある。

 燃料電池関連部品のベンチャー企業関係者は「そもそも銀行の融資の審査が厳しいのが問題。新制度で銀行にお金に余裕ができたからといって、審査が甘くなるのか」と指摘。起業家の創業を支援するベンチャーキャピタルの幹部も「ベンチャー企業はいくら資金があっても足りないのでありがたい」と評価する一方、「より大切なのは、事業環境の整備だ」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000030-fsi-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●バラード社、新研究拠点「フュエルワークス」を設立(2010年04月27日)

 バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、燃料製造技術を前進させるための中核的研究拠点を開設した。この研究拠点の共同設立者には、メリーランド大学(University of Maryland:UMD)や米国国防総省陸軍研究所(U.S. Department of Defense Army Research Laboratory:ARL)が加わっている。「フュエルワークス(FuelWorks)」と名付けられた新しい拠点は、カレッジパークにあるメリーランド大学に設置される。

 「フュエルワークス」は、ジェット燃料のJP-8やディーゼル燃料、LPGはもちろん天然ガスなどの水素以外の燃料で燃料電池を作動させる技術開発を行う。研究拠点は産業や学術、政府機関に開放され、軍や商業的な応用に適応するための燃料改質技術を前進させる共同研究の場を提供する予定である。
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1418841&highlight=

〔訳注〕JP-8は、JP-4ジェット燃料の代わりとして使用するためにアメリカ合衆国で1990年に制定されたジェット燃料である。少なくとも2025年まで使用されると思われる。高い安全性から近年では航空機用としてだけではなく戦車や車両のガスタービンやディーゼルエンジンの燃料としても使用されている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア』)

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆あらゆる機器をモバイルに、超小型燃料電池
?単3サイズでノートパソコン?
◇日時:5月27日(木)午後3時から午後5時
◇場所:東葛テクノプラザ 大学等研究交流サロン
(千葉県柏市柏の葉5-4-6)

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