燃料電池ワールド Vol.670 (2010/04/22 09:29)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.670
■□□□□□□□□□
■2010年04月22日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■ウェブサイトの更新→ http://www.fcworld.jp/
□□□
※イベントページに掲載しました。(画像あり)【再掲】
☆ブリジストン、こどもエコ絵画コンクールで本社ビルに日産燃料電池自動車を展示

■2010年04月21日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2010/04/21 電力効率化、地域全体で 次世代送電網 学研都市で実証へ(京都新聞)

 関西文化学術研究都市で今夏、次世代送電網(スマートグリッド)の大規模な実証実験が始まる。京田辺市、木津川市、精華町で太陽光発電システムを約千カ所に整備するほか、電気自動車350台を導入する。電力利用の効率化で二酸化炭素(CO2)排出量を削減する省エネルギー都市のモデルづくりを進める。

 経済産業省が本年度から5年間取り組む実証事業で、横浜市、愛知県豊田市、北九州市とともに学研都市を対象地域に指定した。事業期間は2014年度までの5年間で、学研都市分の事業費は約45億円。

 学研都市推進機構(精華町)を中心に、京都府や地元3市町、京都大などの研究グループ、関西電力、大阪ガスなどの民間企業が参加する。ITを活用し、地域全体の電力需給を調整する次世代送電網の実用化に向けた課題を探る。

 太陽光発電システムを設けるのは、南田辺北地区の「同志社山手」や精華・西木津地区の「精華台」、木津中央地区の「ハーモニーシティ木津」。14年度までに住宅約900世帯をはじめ企業や研究機関、学校などに順次整備する予定。

 家庭には燃料電池などの省エネ製品と組み合わせて導入し、通信機能を持つ電力計によってそれぞれの電気使用状況を管理する。事業所や公共施設などに送電網を拡張して家庭などと相互に電力を融通する体制を整え、地域全体でエネルギーを効率的に使う仕組みを構築する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100421-00000034-kyt-l26

2010/04/21 【ニューヨークモーターショー10】アメリカEV市場、課題は消費者の理解…BMW米EV事業部門スタインバーグ氏(レスポンス)

 BMWは北米で450台の『MINI E』を月額850ドルで一般リースするなど、普及に力を入れるメーカーの一つ。北米BMW社におけるEV事業部門のマネージャー、リチャード・スタインバーグ氏に話を聞いた。
「やはり、都市部で使用される小型車がまず最初のきっかけとなるでしょう。現在のEVでは一度の充電での走行距離が100マイル(おおよそ160km)というのが一つの壁となっています。現状ではEVという選択は非常に特殊なものであり、一般の家庭で実用に耐えられる水準にはありません。充電環境の整備も含め、当分は都市部での限定的な使用か、(警察などの)官公庁での導入が現実的です。」

 と分析した。アメリカ市場でEVが10%の販売シェアを得る時期については明言を避けた。
「先に挙げたような理由で、一般への普及にはまだ障害も多く、我々が『ピュア・バッテリー・ビークル』と呼ぶ純粋なEVだけでシェアが10%に達することは当分ないでしょう」「しかしEVにハイブリッド、ディーゼルやそれとのハイブリッド、更には水素エンジンなど、次世代へのアプローチは一つではありません。地域や使用環境においてより適した方式があるはずであり、そうなったときにはEVもそれ以外の新エネルギーを使用する車もしっかりとしたシェアを得られることになると思います。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100421-00000032-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<燃料/改質器/貯蔵>
●デラウェア州に新しい水素ステーションがやってくる(2010/03/19)

 アメリカ東部デラウェア州にあるクレーモント市は、水素を使用する自動車に対して州で最初の一般に供用される燃料充填ステーションを設置する。サンハイドロ・フュエルステーションズ社(SunHydro Fuel Stations)は、メイン州からフロリダ州へ東海岸を走る「水素ハイウェイ」を建設する予定で、そこには11のステーションが建設される。このクレーモント・ステーションは12か月以内に開設され、太陽電池によって水素を生産する予定である。
http://www.delawareonline.com/article/20100319/BUSINESS/3190322/1003

〔訳注〕この水素ハイウェイは、昨年、プロトン・エナジーシステムズ社を買収したトム・サリバン氏が、カリフォルニアの水素ハイウェイ構想に対抗して東海岸版として提唱しているもの。サリバン氏はサンハイドロ社のオーナーでもある。以下のサイトに、サンハイドロ社の水素ステーションのイラストがある。
http://www.thedailygreen.com/living-green/blogs/cars-transportation/hydrogen-highway-460410

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第9回 経営者コース」開催!【再掲】

 水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした「経営者コース」を開催します。

 皆様からのご要望にお応えし、今回から、講義「水素エネルギー新産業の市場展望」では海外の市場動向を新たに追加します。

 また、施設見学では、平成21年9月に供用開始した「九州大学水素ステーション」や燃料電池自動車の実物をご覧いただきます(ご希望の方のみ)。

 水素の基礎から市場展望までを短時間で学んでいただける好評のコースです。

 水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部の方々のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
○日時:5月28日(金)12:50〜17:40
  ※施設見学 17:50〜18:10(希望者のみ)
   交流会 18:15〜19:15(希望者のみ)
○会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡774 ウェスト4号館914号室)→ http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
○受講料:3000円/人(交流会参加の方は別途2000円)
○締切:5月14日(金)※定員40名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/9th_keieisha.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1