いや、そ、それは確かに重要だと思うけど、そんなにあるわけじゃなくて、ま、や、データがない、データがないから、こっちで頑張るしかないみたいな。
それで、なんかあのー、お前は同じものを書くにしても、データを調べてこういう結果が出ましたって書き方したって、そんなの何の意味もない。
つまんないって言われて。
おもしろくないんだよって。
おもしろく書かなきゃお前はだめなんだよとか言われて。
ひえー、どうしよう。
だからこう、リアルとバーチャルが二転三転してとかって言って、そんなすごい筋、無理無理とか思って。
なんで二転三転って。
ここでどんでん返しみたいな。
これって修論の話してるんじゃないみたい。
芝居の話でもしてんのかみたいな。
ね、まあほんとそういうふうに行くしかないって言われてて、もう絶対つまんないもの書くわけにいかないっていう。
で、研究はすごくないから、つまんないものを書くわけにいかないという。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房