あっ、言葉の量はやっぱり多いですよね。
そのー、どうしてそういう行動をとったかについて、説明する必要がある。
あの、全部じゃなくって、まあ、ほとんどは別に問題がないけど、ある部分に関してはやっぱり、絶対にどうして私がそんな行動をとったかっていうのを、こういう流れでこういうふうにとって、たぶん私は、そういう行動をとる基準っていうのを、日本の文化の中のこういうところにあるんじゃないかっていうところまで説明を求められる。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房