なんかね、昨日ミカンをね、あの、夫の実家から、まあ、あの、送ってきたんですよ。
大量に。
で、あの、普段は、普段もまあ、まあ好きなんですけど、その昨日送られてきたミカンを食べたら、なんかす、涙が出るぐらいおいしかったのね。
で、何ていうんだろう、5つ食べちゃったんですけど、なんかか、あの感動、1人で感動して、なんか興奮しちゃって、あんまりおいしくて、そんなにおいしいってこと今までなかったんですね。
このミカンはすごくおいしいんだと思って、ちょっと夫にも食べて、すっごくおいしいのって言ったら、別に普段と同じだよって言われて。
こっちが変わったんですね。
そういうことってあるんですか。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房