うん、そうなんだって。
そうそうそうそう。
でもねー、前ねー、そうそうそう、フランスでさー、日本人の人としゃべってたんだけど、ちょうど、うん、初めて会った人で、っていうのは、日本語教師会っていうのがあったのよ。
フランスに。
わりと発足して間もなかったんだけどね。
その教師会の、あのー、まあ、なんていうの、集まりっていうか、毎年1回、毎年1回だったかな、あったわけよ。
で、そこで、あっ、うん、まあ、40人ぐらい集まってくるよね。
そんで、ちょうど隣に座った人がそこに参加していた日本人で、会場では話さなかったんだけど、そこでなんかしゃべってて。
で、その人はもうフランス在住長くて、20年ぐらいかな。
で、うん、あの、フランス人の人と結婚してたんだけど、あの、1年か2年ぐらい前にその、だんなさんが亡くなったんだって。
で、子どもが3人いてとかいう話をしてて。
で、うーん、そう、その3人ってことでさー、うちも3人だからさ、3人兄弟だからさ、なんかその話をしてたわけよ。
なんか、私はいっつも、なんか小さいころから、こう、うーん、愛情が上と下に行ってて、自分には感じてないんですけどとかいって言ったら、そうなのよねー、2番目の子って、絶対そう思っちゃうのよねって。
こっちとしてはね、そう思わせ、思わせるまいと思って、余分なぐらいに、余計なぐらいに、愛情をかけてるつもりなのに、それがわかってもらえないのよって言われて、あ、そうなんですかーとかいって言って。
そう、そう、そういう話になって。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房