なんか、彼女が、日本語の先生って答えたらしい。
それ、それを聞いて、どうして、そういうふうに考えるようになったのって聞かれて、だれか近くに、そういう人がいたのって。
ちょっと意外な質問、え、質問じゃない答えだったらしいけどね。
笑った。
なんか、お母さんもびっくりだったみたい。
そんなこと、聞いてない、何も。
私も聞いて、初めて聞いたから、びっくりだった。
そんなこと、何も私も聞いていませんけどって言って。
それはなんか、思いつきだったかもしれないけど。
すごいよね。
ちょっと、なんか、特別枠の面接だったからだと思うんだけど、そういう。
一般入試だったら、そんなのはないでしょう、たぶん。
そんな一人一人。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房