言ったじゃん。
チョウの研究をしてる人がいて、でねえ、その人ーは、すごい大学で研究してるんだけど、なんか大学でお金使ってそんな研究しても、なんにもなんないとかって言われてたんだって。
でも、ある町でね、なんか町おこしで、チョウの来る町っていう町おこしをすることになったんだって。
たらね、その先生に聞いたらね、そんで、その先生の言うとおりにしたら、本当にチョウが来るようになって、町おこしができたんだって。
だから、研究っていうのは、どっかで役に立つの。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房