うん、恥ずかしかった。
うーん。
そう言えば、うん、１か月か２か月ぐらい前なんだけど、バスん乗っててさー、あのー、こ、八事日赤で人いっぱい降りるじゃん。
一般の人いっぱい降りるじゃん。
いっぱい降りてってー、で、あー、人降りてったなーってこう目の端で見ててー、私はぼーっと乗ってたんだって。
座ってたんだって。
で、パッて見たら、なんかいすの上にー、バックがね、忘れられてたの。
バックってさ、その、サブバックみたいなバック。
あの、ちっこい、あのー、お財布とかは入ってなくて、なんか入りきらなかった荷物とか入れる感じのサブバックね。
そういうのが、こう、いすの上に忘れられてて、あーって思って、急いでー、それ持ってー、あの、もちろんバスから降りないよ。
バス、こうやって、あの、何、階段のところさ、トントントンって下がって一番下の段で、すみませーん、このバックだれのですかーって言ったのねー。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法：データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房