よけいなお世話しちゃったこと?
あー、なんか思い出した。
これ、よけいなお世話っていうんじゃなくってー、なんか先取りしすぎちゃった話なんだけど、すっごい昔の話。
中学1年か2年のときの話なんだけど、なんか、夏休みにー、私、陸上部だったのね。
陸上部の練習があってー、ほんで行ってー、で、なんか休憩だったかー、部活終わったあとかよく覚えてないけど、なんかみんなで座ってー、渡り廊下のところに座ってー、ほんでー、こう、それぞれ持ってきた水筒をね、こうやってね、ついで、ううん、それぞれが飲んでたのね。
で、ある子がー、なんかー、こう、氷が残ってたらしくって、水筒に。
こう、かしゃかしゃやってたの。
でー、なんか、私はそのか、その子の顔見て、あ、氷残ってるんだけどー、だれかいらないかなーっていう、そういう感じの顔に見えたのね。
だから、その子こうやってかしゃかしゃやってただけなのにー、あたし、あー、あたしいらないからいいよーって言っちゃったのねー。
すごい恥ずかしくってさー。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房