いや、何かねー、お母さんが大学の先生で、お父さんが弁護士とか何かそういう家庭環境らしくって。
で、そのー、中間テストの点がそんなんだったっていうの、ま、一応何かみんな親には中間の結果報告しなきゃいけなくって。
したら、もうね、お母さんからね、電話かかってきてね。
どういうことなんですかこれはっていう。
もうね、すごいびっくりしちゃって。
普通は、そのキャンプってね、そのキャンプにいるときはね、そのキャンプの中のことに集中しましょうっていって、親からは、手紙か荷物かぐらいしか普通は、だめなの。
おまけにその荷物っていうのも、そのよっぽど必要なものか、みんなで、一緒に分け、分けて食べられるお菓子とかその程度。
それ以外とかはだめで。
それでも電話かか、それをわかってるうえで電話かかってきて。
で、何か。
一応わたしー、何ていうか、先生みんないて、先生の上にもとりまとめている人がいて、で、電話っていうのはそこまで、そこでストップ。
先生とは直接話せませんっていうことになってるから、わたしーは直接話してないんだけど。
もうねえ。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法：データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房