はーん、でもわかる、その使えるうれしさっていうのは。
だってさー、何かこう、日本でー、英語勉強しててもそういうきぶ、気分にならないっていうか、もうとにかく何かこう、英語しゃべるにしても何でもこう何か、まちがえちゃだめだっていうのがとりあえずやってくるから。
何にも口から出てこないしー、コミュニケーションできたら楽しいってこともわからないしー、もう何か、何かすごい、ねー。
ほんと私、ここ受ける前、もう1個別の大学院受けようかなと思っててー、それはー日本語と全然関係ない、日本語じゃなくて、英語の先生のがあるの。
大学院のコースが。
すっごいどっちにしようか迷って迷ってー、うん、こっち受けたんだけどー。
うーん、何か、今でもねー、何か、英語、を教える方の研究した方がよかったのかなっとかってすごい、うーん、思っちゃうっていうか。
だってほんとに何か学校で勉強する英語っておもしろくないからー。
うーん。
あたしはなんて言うの、そのスウェーデン語、スウェーデンで勉強してー、ほんとそんなんだったし。
使うのうれしくってしかたないって感じ。
だって何かこう、今習ったばっかりの言葉を言ったら通じるじゃんというあれがすごい。
うーん。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房