いや、うん、あのー、長期で行ったことは一度もなくってー。
でもフランスはね、最初に1か月、私仏文だったんだけど学部時代に。
で、そのときにー、えーっと2年生が終わったときの春休みにあの、みんなでね、仏文のみんなで、10人で、こう、フランスに、語学、何、留学、留学じゃないけど1か月のね、短期コースに行ったわけよ。
そーれがえーらい楽しくってー。
しかもさー、そんなのさー、日本でも、そんな10人もさー、おない年の子とさー、わいわい毎日やってたらすごい楽しいじゃん。
そりゃあ喧嘩にもなるけど。
でも、やたら楽しいじゃーん。
で、それでさ、何か海外何か行っちゃったらますます楽しくてー。
でね、しかもね、最初にね、ほーんとにできなかったのね、フランス語。
何かねー、行きのさー、確か名古屋から乗ってー、成田で、あの、乗り換えたのね。
で、その待ち時間のときにー、こうー、会話ー集みたいなの広げて、肉って何て言うでしょうとか、クイズ出し合ってるようなレベルだったんだって。
ほんとにそんぐらいできなくって。
うん、で、あーっ、そう、そう、そう、そういう単語だったって言ってる感じだったのね。
だからま、一応勉強したことは勉強したんだけど、だけどそれが何か知識としてしかなくて、使えるね。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房