うん、あのねだってね、そこってねえ、あのーもともとサツマイモやってるわけじゃなくて、そこら辺もうずっと田園なのね。
山の中、田園なの。
んーで、減反政策で、でー、あのー、こう何つうの、休耕田、休耕田をサツマイモ畑に変えたっていうところで。
でー、観光目当てってかね、そのいも掘り体験の目的でそこをサツマイモ畑にしたらしいからね。
だから、別にその品質がすごくいい畑を作るっていう、そういうことじゃない。
あ、そういえばそのゆったと思うけど、その畑に行く途中に、すぐ手前に、畑のすぐ手前に、あのー、モトクロスっちゅうんだっけ。
モトクロスのね練習場があってねえ、そのときはちょうど土曜日だったからねえ、練習してたんだって。
すごい、そこの横の道路をさ通るとさ、もうブンブンブンブンさ、オートバイの音が聞こえてくるんだって。
おもしろそうだねって言ってさ、帰りにさ、帰り際に見にいったの。
すごかったよ。
その山の中をー、こう切り開いてコース作ってんだって。
ほんでもう、何人ぐらいいたかね。
20人ぐらいの人がさあ、ブルンブルンブルンブルンさあ、オートバイでさ、こうコース回ってんの。
で、山あり谷ありのさあ、そういう。
会話コーパスを用いた会話システムの高度化研究目的のために使用している 名大会話コーパスのデータです。
藤村逸子・大曽美恵子・大島ディヴィッド義和、2011「会話コーパスの構築によるコミュニケーション研究」藤村逸子、滝沢直宏編『言語研究の技法:データの収集と分析』p. 43-72、ひつじ書房