最終内容更新04/ 3/ 1 最終編集校正05/ 1/ 1
2003年初夏、私のメガネのレンズに異変が起きていた。
脂のような白いものが薄くレンズに張り付いて、取れないのだ。
そこで、私は、皮脂を落とす洗顔クリームでレンズを洗ってみた。しかし、とれない。むしろ、ひどくなったように思える。
ハンカチでこすると、引っ掛かりがある。ツメで軽く引っかくと、カサカサ 音がする。もちろん正常なレンズならば、引っかくという感じさえ得ることはない。
汚れをこすげ落とそうと、塩化ビニルの定規でこすったりもした。
以下が、レンズの写真である。
光をあてて斜めから見ると、よく分かる。
数日のうちに、この白いものが、レンズの汚れではないことに気づき始めた。そしてネットで検索するうちに、その正体が判明した。
> 話は自分にもどると、どうもメガネの調子が悪い。 > レンズに油膜みたいなのがついたのか、いくら磨いても > 綺麗にならない。これは傷かもと思い、しかたなく > 眼鏡屋に行った。どうやらプラスチックレンズの > コーティングの寿命らしい。 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87864&pg=20030529 より。
汚れだと思っていたのは、プラスチックレンズの劣化したコーティングだったのだ。それをこすったりしたのだから、どんどんひどくなるはずだ。
もう、これはどうしようもない。駅前の眼鏡屋に行き、レンズを換えてもらった。作業に45分かかるということで、45分じっとしていても周囲の視線を感じなくて済む場所を求め、駅の待合室で時間をつぶしたが、眼鏡のない45分はつらかった。
新しいレンズになったので、レンズの取り扱い方をまとめておこうと思う。
> レンズの汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液で軽く洗い、水でよく > すすぎます。あとは水気を残さないように拭いてください。
> レンズを濡れたままにしておくと水あとが残り[:水やけ]、とれなくなることがあり > ます。レンズが雨などで濡れた時は、すぐにティッシュペーパー等で拭いて > ください。
下の二項目は、http://websvr1.paris-miki.co.jp/paris-miki.com/items/mentenance/handling.html より。
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