Twitter @takagi1+@atene_gakudo
2014/09/08
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この零戦22型里帰りの日程発表が先日なされた時、反応としては賛否両論というよりは微妙に懸念の声の方が大きかったようですが、気持ちとしては理解できます。というか不安にならない方がおかしい。
なんせ本邦には“前科”があるのですから。
posted at 22:51:07
本邦に於いて産業遺産の保護は絶望的と言っても過言ではありません。保存対象の選定もままならず、リストアップとデータベース化が遅ればせながら進んでいるのが現状です。
そもそも乗り物に関する保存規定(鉄道、船舶、航空機問わず)が存在しないのでどうしても無理が生じます。
posted at 22:51:22
これは残存兵器の保存問題というよりも、そもそも産業遺産や機械の保存問題という視野に立たないと状況は解決しないということを示しています。各司令部施設や地下軍事工場についても、産業遺産保護という括りの方が良いのかもしれません。
posted at 22:51:34
2014年8月段階で日本で動態保存機と呼ばれる航空機は国立科学博物館の所有するYS-11量産所号機(JA8610)たった1機のみ。しかしこの機体は飛行することはできないため、このたび帰ってくる零戦22型が日本で唯一の飛行可能な動態保存機の称号を手に入れる事になります。
posted at 22:51:49
では零戦22型を飛行可能な状態を維持したまま保存するハードルはどれだけのものか?まず維持費用が年間3000万円ほどかかります。続いて継続的な飛行を目指すので国土交通省航空局による諸々の許可が必要となります。そして飛行が可能な拠点を置かなくてはなりません。
posted at 22:51:58
これは日本に巡ってきた最後のチャンスです。かつてとは違い、今の日本には大戦時の復元機が恒久的に動態保存出来る体制があるという事を世界に証明できるまたとない好機です。
逆に言えば。これで失敗したら、日本での動態保存は潰えます。というか海外から物を返してもらえなくなります。
posted at 22:52:34
これは“零戦”という一個の兵器の話ではなく、産業遺産や近代遺産保存の試金石になるのではと僕は考えています。
鉄道も船舶も航空機などといった機械や、近代建築などをいかに保存し維持するかという課題に対する希望として、僕は零戦22型の里帰りを歓迎します。
posted at 22:52:46
産業遺産や近代遺産保存に対して、予算が無い、土地が無い、なにより理解が無いという冷淡な国で、ようやく光が見えて来たんです。批判や懸念があるのは重々承知していますが、やはり応援していきたい出来れば何らかの形で関わりたいと思っています。
posted at 22:52:56
高校生は、数学の解答の作り方というか、文章の書き方を指導したほうがいいと思う。
高校の授業では、なかなかそういう指導の時間もとれないだろうけど。
文章として読みにくくて、採点しにくいんだよ!!!
posted at 23:18:56