鉄道 TAKAGI-1 みくすと 土曜版

Twitter: @takagi1, @atene_gakudoTAKAGI-1のはてなブックマーク待合室たんぶら

<<2018/05/19 <2018/06/09 ||  

2018/06/16

Twitter 交通インフラ整備・維持 @atene_gakudo

<<2018/05/19 <2018/06/09 ||  

Twitter 鉄道一般 @takagi1

はてなブックマーク

Tumblr


1874年(明治7年)5月11日に大阪駅 - 神戸駅間へ官営鉄道(現在の東海道本線)が営業を開始した際、途中に神崎(現在の尼崎駅)・西ノ宮駅(現在の西宮駅)・住吉駅・三ノ宮駅の4駅が設置された(ただし神崎駅と住吉駅は20日遅れての開業)が、そのうち三ノ宮駅は現在地より西より、現在の当駅付近に設けられていた[1]。この時は地上に線路が敷設されており、名前の通り三宮神社に近い位置に設けられた三ノ宮駅は、相対式ホームが曲線上にあるだけの中間駅となっていた。

その後、昭和に入ると神戸市の都市計画に絡み、市街を分断する形になっていた鉄道省線(国有鉄道線)を地下線とする案が市から出された。鉄道省は費用の問題もあり、これを高架線に変更して1929年(昭和4年)3月から工事に取り掛かり、都市計画との絡みで1931年(昭和6年)10月10日の完成とともに現在地へ駅が移転された[1]。

しかし、地元からは、旧地も市街地となっていたことから、旧・三ノ宮駅の位置に再び駅を設置して欲しいと請願が出された[1]。そのため、1934年(昭和9年)7月20日、吹田駅と山陽本線須磨駅の間が電化されて省線電車の運転が開始された際、塚本駅・立花駅・甲子園口駅・六甲道駅の各駅とともに当地に駅が設けられ[1]、神戸市の原型となった町で1874年(明治7年)に神戸村・二つ茶屋村・走水村が合併してできた時の名である「元町」にちなみ、元町駅と命名された。

三宮神社の最寄り駅が三ノ宮駅・三宮駅ではなく当駅である背景には、以上のような経緯がある。



- https://ja.wikipedia.org/wiki/元町駅_(兵庫県)

[ Posted Sat, 16 Jun 2018 04:09:00 ]

 

<<2018/05/19 <2018/06/09 ||  


TAKAGI-1