多様な未来製作所 TAKAGI-1 みくすと

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2017/11/20

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僕が好きな小説の1つにジェームズ・バリーって人のピーターパンっていう小説があるんですけど、読んだことある人います?(会場挙手)

あれ?意外とないな…。
この前、女子高生向けに講演したら意外と7割ぐらいいてびっくりしたんですけど。

この中に出てくるセリフの一つに「All the world is made of faith, and trust, and pixie dust.」ていうセリフがあって。
皆さんfaithとtrustの違いって学校で習ったことあります?

faithって内なる何か、信仰とか訳したり信頼とか訳したりするんですけど、faithもtrustも信頼なんですよ。

で、faithの方が内なる何かで、trustの方が外在する何か、証拠が見つけられる何かなんだけど。

つまり、自分の中に何かを信じることと自分の外に何かを信じること。
これは極めて感覚値の話なんですね。

あと、pixie dustは魔法っていう意味なんだけど。
認知できるものと認知できないものがあって。
認知できるものは内在性があるものと外在性のあるものでできてる。

なんかピーターパンが言うにしてはだいぶ深いセリフなんですよ。



- 「人間社会から計算機自然へ」MOA大学特別講義Vol.2落合陽一先生 - MOA大学メディア 〜学びを遊びに〜

[ Posted Mon, 20 Nov 2017 22:13:03 ]

 


誰かに依存的でないとピーターパンって成立しないんです。
社会との間に一人ウェンディみたいな人がいないといけない。

でも、このウェンディみたいな人がいないと社会が成り立たなくなったかと言えば、そこがコンピューターによって今成り立つようになったっていうのが1番大きくて。
それってつまり、一人一人がわりと好きな方向に向いててもまあ社会が成立するようになってきたのかなと。

僕が今目指してるものはそういうことで。

「コンピューターを使ってどうやったら人間的な近現代、人間をまず標準化して全員に同じプロトコルを強いて、それによってコミュニケーションコストを下げるってことを、間にコンピューターを挟むことによってどうやったら変えられるだろうか」っていうのが僕が1番力を入れてやってることです。



- 「人間社会から計算機自然へ」MOA大学特別講義Vol.2落合陽一先生 - MOA大学メディア 〜学びを遊びに〜

[ Posted Mon, 20 Nov 2017 22:18:09 ]

 

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