TAKAGI-1 みくすと 総合版

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2021/01/23

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「逃げ恥」で語られたようなさまざまな論点に真摯に取り組むのが、自由と平等という基本的な価値観を共有する先進国で生きる私たちにとって、疑いようのない倫理的・道義的責務であるかのように考えられている。しかしその先にあるのは、人口的に先細り、後生大事にしてきた人権思想を維持するリソースがまかなえなくなるという皮肉な未来である。社会が人口再生産性を失えば、いくら「自由・平等・人権」の理想を掲げても、それらを現実に還元するためのリソースが捻出できなくなるからだ。

人権国家において、いうまでもなく人権は人びとにひとしく付与されるが、しかしその人権の実質的な《効力》を保証しているのは人びとが社会活動・経済活動を通じて提供するリソースである。社会的・経済的リソースを産生する人口が少なくなればなるほど、その《効力》は弱まっていく。



- 「政治的にただしい社会は少子化で消滅する」ポリコレを求める人が無視する事実 「逃げ恥SP」が示した分断の深い溝 (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

[ Posted Sat, 23 Jan 2021 07:33:19 ]

 

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