文章効用不済世 文章の効用 世を済わず(すくわず)
何異絲※綴露珠 ※「穴」かんむりに「果」 何ぞ糸※(しか)の露珠を綴るに異ならん 文学やっててぼくみたいに経世在民に効用をもたらせねば、 クモの巣に露の真珠をならべたのとどうちがうのだろう ――「戯呈孔毅父」 黄庭堅 (宋の詩人) 1087年の作 荒井 健=注 : 黄庭堅 中國詩人選集二集〈第7巻〉 (岩波書店, 1963) p.87, 89. http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-3695.html