http://www.jij.co.jp/news/car/art-20030902214755-ECFHGIZNBI.nwc
日本工業新聞 2003/ 9/ 3。 >通常のチタン合金は、ヴィッカース硬さ(Hv)が300〜350と、非磁性用途に >適したベリリウム銅(同400〜420)や非磁性ステンレス鋼(同420〜450)には >及ばない。 それに加えて、チタンの化合物は 非常に硬いので、すこしでもベアリング内で チタンの摩耗粉が発生すると、摩耗粉は酸化して非常に硬い化合物となって、 母材をさらに摩耗(3元アブレシブ摩耗 [Abrasive wear] )させてゆきます。 ゆえに、チタンは、軸受(ベアリング)に不向きなわけです。 >日本精工は、独自の組成方法で生成したチタン合金に、特殊な熱処理を施すこと >で、市販チタンより約四割程度高いHv480〜500を達成、ベアリングの実用に >耐えうる高強度を確保した。