柳内 たくみ「ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 外伝〈3〉黄昏の竜騎士伝説編〈上〉」

     

評価・状態: 暇つぶしになる良質な本★☆☆



購入: 2015/12/26
読了: 2016/ 3/13 [1+]

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送り手は、受け手に完成度の高い想像をして欲しいなら、受け手に体験を促していくしかない

記事ページ 発行: 2016年03月09日

柳内 たくみ : ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 外伝3. 黄昏の竜騎士伝説編〈上〉(アルファライト文庫, 2015) p.291.

 想像には想像の根となる体験が必要です。何かを伝えようとしても、送り出す側と受け取る側に、それをイメージする体験の根がないと何も共有できない。体験もないとことろに無理矢理何かを作り上げようとしても、ちぐはぐなものに陥る。

 だから送り手は、受け手に完成度の高い何かを想像して欲しいと願うなら、積極的にイメージの深度を追い求め、自ら体験するように促していくしかないんだと。


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アプリオリなもの 且つ 体験行為
           ↓
           経験
           ↓
           認識


18歳まで規制という問題

18歳まで本物を利用できないというのは致命的である。
...
大学の学部選択は、18歳未満の視点でなされる。そして、大学で育成されるのは、その道のエリートである。どのエリートになろうか人生の分岐点で思案している人間に、本物の利用体験をさせないのか。


アプローチとしての汎用品の商品開発

一般な者は商品の高度な機能を使いこなせないが、商品から新たな環境を取得する。それは、商品の新たな使用環境、新たな使用感、新たに提供される体験である。これらが、商品を使用する一般な者を変化させる。



 

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