近藤 正高「新幹線と日本の半世紀」

     

評価・状態: 得られるものがあった本★★☆

Kindle 版


新書


購入: 2015/12/20 (Kindle 版)
読了: 2016/ 4 [2+]

ブクログ - web本棚サービス


この情報は2024年6月現在の情報です。現在の状態はこちら

この本からの引用、または非常に関連する記事

全 1 件

新幹線は情報産業である

記事ページ 発行: 2016年01月04日

近藤 正高 : 新幹線と日本の半世紀 (交通新聞社〈底本は交通新聞社新書(2010)〉) 位置No. 1200/3170.

あれが情報産業であるひとつの証拠に、新幹線はいっさい荷物をあつかわない。ちいさいものも全然のせてくれない。ただ人間をはこんでいるだけです。東京か大阪で会議があるとか、そういうひとをはこんでいる。新幹線は要するに情報処理のための機関で、あきらかに、鉄道というものが貨物運輸機関から情報運輸機関への転換をしめしはじめている、ということだとわたしはおもいます。

   (梅棹忠夫「情報産業論再説」 [*])

*: 梅棹忠夫「情報産業論」「情報産業論再説」(『情報の文明学』中公叢書、1988年)



関連:
「人類圏における、情報の活用による、人類あるいは他の何かの向上」で捉えた鉄道
http://minchika.blog20.fc2.com/blog-entry-288.html

 

↓下に表示している「関連書籍・記事」だけを新しいページに表示する:

|


© TAKAGI-1