一人だとノリ 二人だとノリノリ
記事ページ 発行: 2014年12月29日
「一人だとノリ 二人だとノリノリ」。
これは、水野 敬也, 長沼 直樹=著「人生はZOO(ずー)っと楽しい! ―毎日がとことん楽しくなる65の方法」のなかにある言葉である (電車の中にあった同書の広告に載っていた)。
この言葉をみて、デレク・シヴァーズ氏の講演「社会運動はどうやって起こすか」における"フォロワー"を想起した。
津田 大介 : 動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ, 2012) pp.46-47. デレク・シヴァーズは講演の最後にこう述べています。
「...でも1人のバカをリーダーに変えたのは最初のフォロワーだったのです。... 本当に運動を起こそうと思うならついて行く勇気を持ち、他の人たちにもその方法を示すことです。すごいことをしている孤独なバカをみつけたら立ち上がって参加する最初の人間になる勇気を持ってください」
つまり、社会運動で重要なのは、1人で飛び出したときに追随する2人目をどうつくるか、ということなのです。2人目が一緒に踊り始めれば、3人目、4人目も自然と発生します。
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