評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★
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社会の改革のために記事ページ 発行: 2014年08月03日
結論: 本文: (1) 田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.964/2694. 即ち、つながった個が表現力と創造力を持ち、それが臨界点を突破することで社会が改革される。 個が表現力と創造力を持つためには、個に余裕が必要である(参考: 知的ネット社会の設計 #6.拡大知的社会の理解と設計 )。その余裕を、表現力と創造力に振り向ける必要がある (余裕を、従来どおりの生産の拡大には振り向けないという価値判断をする)。 なお、前記引用にはつづきがある: 田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.984/2694. つまり、表現・創造(ソフトウェア)だけでは不十分であり、物質化(ファブリケーション)(ハードウェア)・表現・創造の有機的連携が必要である。 行動無き思考・思想は無意味だといわれる。物質化は、表現・創造が、思考・思想に留まらないためのひとつの行動として挙げられる。 (2) 田中 浩也 : SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社, 2014〈底本 講談社現代新書(2014)〉) No.156/2694. 即ち、人間の知的創造活動のパートナーを得る(ことで、社会の改革が促進される)。 ※括弧内は、ブログ記事著者により付記した。 このパートナーにより、知性が湧き上がるように自ら(みずから)により奮起されるのである。 パートナーには、上記引用のように(a)道具もあれば、もちろん(b)人間もある。そして、(c)思考の種になる刺激も必要である。 (a)を「賢者のディスプレー」と表そう。紙のノートや、PCがあたる。 (b)を「集会装置」と表そう。広場や、インターネットがあたる。 (c)は「思考のための食べもの」である。本、雑誌、あらゆるコンテンツがあたる。 これらは、既に存在している。よって、これらを改良すること、及び、これらの使用を促進することが社会の改革を促進する。 昨年、私は、「知的ネット社会の設計 #構成者への情報提供」において と書いた。《知性の一般的啓発》・《知的な専門技術》に関する情報提供として、今回挙げた「賢者のディスプレー」・「集会装置」・「思考のための食べもの」の使用を促進するコンテンツがある。 |
小林 啓倫「今こそ読みたいマクルーハン」記事ページ 発行: 2014年08月13日
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一般の人が生産(物質化)することによる社会の改革記事ページ
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シンギュラリティと生産記事ページ
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