菅付 雅信「はじめての編集」

     

評価・状態: 得られるものがあった本★★☆



購入: 2012/ 1/26
読了: 2012/ 3/29 [2+]

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ヴィジュアル化

記事ページ 発行: 2017年01月22日

菅付 雅信 : はじめての編集 (アルテスパブリッシング, 2012) pp.201-202.

 ヴィジュアル化できないものは、思考が未熟であるか、空論であるか、欺瞞である。... (小俣千宣、『花椿ト仲條』より。)



 

形容詞を使うと言葉が腐りやすい

記事ページ 発行: 2017年03月18日

菅付 雅信 : はじめての編集 (アルテスパブリッシング, 2012) p.95.

 『秋山晶全仕事』という本が『広告批評』の別冊として出ています。そこに先の仲畑貴志さんが「弾丸は速く飛ぶ」という秋山晶論を寄稿していて、次のように述べています。

 彼の表現を見ればわかるが、すべてが直裁である。不純物を含まない。速く飛ぶ。速くコミュニケートする。情報が伝達するスピードを上げる。そのために、不要な雑物は、極力取り除かれている。だから、きれいだ。(中略)文章は飾れば飾るほど汚れるものだから。(中略)形容詞は甘く触れてくるが、その分腐るのが早い。



 

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