郵便制度を国が所有する本質的目的

     

評価・状態: 意義をこめた文章

小谷賢 : イギリスの情報外交 (PHP新書, 2004) p.4.

>明治時代、日本は近代郵便制度が国家の情報収集の手段として発展してきたことを理解しないままに、その制度だけを表面的に受け継いでしまった


郵便制度を国が所有する本質的目的が情報収集にあるならば、郵便以外の通信手段が発達し、また通信傍受法が存在する現代の日本にとって、郵便制度を国が所有して得られる本質的利点はないと考えられる。



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関連:
(プラットフォームとしての郵便局)
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0409010.html#1

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民営化で郵貯はアメリカの食い物にされるか

記事ページ 発行: 2005年09月03日

私が郵政民営化で危惧する点があるとすれば、郵貯がアメリカの食い物にされるかもしれないという点だ。

「田舎の郵便局がなくなる」というのが、大体の民営化反対政治家の言い分であるが、先日、テレビ討論で新党日本の田中康夫代表が「アメリカ食い物」論を話していたし、本日(9月4日)、京都・四条大橋で共産党がそのようなことを訴えていた。

郵貯がアメリカの食い物にされ危険性はないとはいえない。しかし、日本人はそこまで無能ではないだろう。

日本民族は、60年前、(東南アジア・インド方面を除いて)世界を敵にまわして(友好的な義勇軍はいたと思うが)単独で3ヶ月ほど戦ったのだ。

きっと大丈夫だって...


研究で、明日(9月4日)までに見当をつけないといけない事柄があるので、精読はしていませんが、心の闇「小泉売国奴論?売国奴はどっちだ?」がなかなか面白いです。

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