評価・状態: 得られるものがあった本★★☆
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なぜ知的生産をするのか、私見記事ページ 発行: 2008年08月24日
私は、知的生産物の目的は、つぎの2つであると考える。
1. 現代人を駆動させること1.1 「現代人を駆動させる」とは何か「駆動させる」とは、人間の必要最小限の労働を超える労働をさせることである。 人間は文章という知的生産物を、大脳の中に反響させることによって、その持ちうる資源のベクトルを一方向に指向させ、必要最小限を超える労働をする。 1.2 なぜ私はそのような目的の物を生みだしたいのか(私も含めて)社会に属する人間は駆動しなければならないからである。 理由: 歯車論において、私は、個人を歯車とみなし、社会を歯車装置とみなした。 歯車装置にはロスがある。駆動しなければ、回転力は次第に失われ、最後には停止してしまう。 故に、社会を停止させないためには、駆動させなければならない。 2. 未来人が無駄を取り除けるようにすること2.1 「未来人が無駄を取り除けるようにする」とは何か具体的にどのようにして無駄を取り除くのかを2つあげる。 (1) 失敗を防げるようにする 技術者の書き物を参照のこと。 (2) 精度の高い仮説をたてられるようにする 野口 吉昭 : コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書, 2008) p.78 には、仮説をたてるために収集すべき情報は「二次的情報」である、という旨の記述がある。「二次的情報」とは、書籍・新聞記事・雑誌記事・学術論文・統計資料などの文章を指す(対して、「一次的情報」が、現場の生の声にあたる)。 つまり、知的生産物の代表的形式である文章には、他者が仮説をたてるのを助ける効用がある。 2.2 なぜ私はそのような目的の物を生みだしたいのか後につづく者たちが、我々よりも苦しまない世の中にしたいからである。 |
いかにして解くか記事ページ 発行: 2007年03月03日
既存の状態は、 追記: (2008/ 8/10) 一度決めた考えを破棄して、考えを再構築できるか。(ゼロベース思考による代案提示) 松村 劭 : 戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション (PHP文庫, 2006) p.84 より。 野口 吉昭 :コンサルタントの「質問力」 PHPビジネス新書, 2008) p.98.
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質問による失敗防止記事ページ 発行: 2008年06月18日
質問によって引き起こされる本質にせまる力 *1 を、失敗防止に使う。 日垣 隆 : ラクをしないと成果は出ない (大和書房, 2008) p.101.
*1 : 古くは「ソクラテスの産婆術」。Blog 一番星 野口 吉昭 : コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書, 2008) p.134. 関連: 質問ドライブ http://nhm.blog75.fc2.com/blog-entry-209.html |
「情報圧縮」作業=内容の絞り込み : 私が学生時代に普段やっていた知的作業は、社会人になっても大事な作業記事ページ 発行: 2008年07月05日
私が学生時代に普段やっていた知的作業が、社会人になっても大事な作業なのだと知った。 野口 吉昭 : コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書, 2008) p.169. には、次の記述がある。 “「内容の絞り込み」=「情報圧縮」作業”なのだと考える。 私が学生時代に普段やっていた「情報圧縮」という知的作業は、社会人になっても大事な作業なのだ。 |
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