中山 茂「大学生になるきみへ―知的空間入門」

     

評価・状態: 暇つぶしになる良質な本★☆☆


購入: 2008/ 4/26
読了: 2008/ 5/28

新入生に勧める本 加納 学先生

ブクログ - web本棚サービス


この情報は2024年6月現在の情報です。現在の状態はこちら

この本からの引用、または非常に関連する記事

全 2 件

工学の誕生

記事ページ 発行: 2008年07月06日

中山 茂 : 大学生になるきみへ―知的空間入門 (岩波ジュニア新書 ,2003) p.41.

>西洋ではまだ学問の一つと見なされていなかったエンジニアリングに、工学といういかめしい名称をつくって、サイエンスやヴィッツセンシャフト(Wissenshaft, 学問)なみの格を与えたのも、明治の実学精神であった。



関連:
工学とは
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0708030.html#2

2003/ 4/28: 工業の慣性と、工学と理学
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0305190.html#3

 

虚学支配の構造

記事ページ 発行: 2008年11月22日

中山 茂 : 大学生になるきみへ―知的空間入門 (岩波ジュニア新書 ,2003) p.54.

>人は頼りにならない、モノ言わぬモノなら人をだますことはないから頼りになる。そう信じて理科を選んだ実学者たちは、[技術のライフサイクルが短くなった世界において] あらためてモノは頼りにならないという感を深くする。「モノを知っている人」よりも、「モノを知っている人を知っている人」のほうが偉い人だという「虚学支配の構造」に思いいたらせられる。



 

↓下に表示している「関連書籍・記事」だけを新しいページに表示する:

|


© TAKAGI-1