評価・状態: 得られるものがあった本★★☆
この情報は2024年6月現在の情報です。現在の状態はこちら。 |
志ある者が知っておくべきこと――高度の平凡性 --- 中庸の道を選ぶ記事ページ
|
鉄道会社に就職する人へのおすすめ本記事ページ 発行: 2008年03月20日
ある人から来たメールの返答として、鉄道会社に就職する人へのおすすめ本を書いてみる。 鉄道技術とは車両の機械・電気技術にとどまらず、列車の運行技術などを含む。月刊誌「鉄道ジャーナル」がよい。カラー面が多く、写真が多用されており(紙も高品質である)、鉄道ファンでなくても「こんな世界があったのか」*と楽しめる。読んでいく中で、気になったところを深く調べればよいであろう。
● 鉄道に関わる行為は「組み合わせ」である。 ジェームス W.ヤング「アイデアのつくり方」 鉄道の現業に関わらない場合、自社路線を活用させる仕事、つまり鉄道を利用する仕事をすることになると思う。 鉄道を利用するとは、鉄道と鉄道、あるいは鉄道と他の何かを組み合わせる行為である。「組み合わせ」の行為こそ「アイデア」にあたるのだと知る上で、本書は有益である。 関連: 鉄道は、行為として、知的で文化系である ● 就職先の会社の直近の過去を知る。 インターネットの利用が便利 会社の設立経緯や名経営者に関して知っておくのは損ではないが、すぐさま役立つものではない。必要なときに調べればよいし、調べるのは比較的容易である。それよりも、ここ10年ぐらいの、その会社の方針・施策・事件について知ることが役立つと思う。 入社したときに、上の人たちはその知識を前提として話をしているだろう。新入社員に対しては簡単な説明をつけてくれるだろうが、上の人同士では当然説明なしで話がされる。もし、その知識をもっていれば、上の人同士の話を理解でき、血肉にできるのだ。 このような直近10年ぐらいの、特定鉄道会社の方針・施策・事件を知るにはどうしたらよいか。「直近10年ぐらい」という点において、書籍は不向きである。「特定鉄道会社の」という点で、雑誌で調べるのは骨が折れる。ある程度の期間のバックナンバーを探し、その中から目当ての鉄道会社の記事を探さねばならない。 インターネットの利用が便利である。沿線には、その鉄道会社を観測し、ネットに情報を蓄積している人がいるものである。なお、「○○駅に特急を止めろ」などの沿線民エゴに、耳を貸す必要はない。 手前みそだが、みんちかりぶ [図書館] 〜関西民鉄・地下鉄のニュースアーカイブ〜では、関西私鉄の 2001年3月〜2003年 6月におけるニュースをほぼ網羅している。 |
支持を得るには記事ページ 発行: 2008年10月22日
保守的な事柄の支持を得るには、人々に、人々がその事柄の決定に対し資源を費やすべきではない、ということを教えればよい。
関連: 「大学・中庸」 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1328.html |
記事ページ 発行:
|
記事ページ 発行:
|
↓下に表示している「関連書籍・記事」だけを新しいページに表示する: